和名jp | イセノカンアオイ | |
漢字表記 | 伊勢之寒葵 | |
別名・異名 other name |
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古名 old name |
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語源 etymology |
和名は、三重県志摩半島固有のカンアオイであることから。 属名は、一説には、花が半ば地下に埋もれて開花することから、ギリシャ語のa(=無)とsaroein(=装飾)の合成語からとも、また別には、根茎が分岐しないことからasaronn(=枝を打たぬ)に由来しているとも言う。 種小名はフランスの医師で明治期に横須賀製鉄所に在任し、日本の植物を採集したL.サバチェーの名に因んでいる。 亜種名「オトメアオイ(=Asarum savatieri)に似ているが別の」の意。 変種名は、「伊勢地方の」の意。 |
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学名sn | Asarum savatieri ssp. pseudosavatieri var. iseanum | |
英名en | 撮影者:千葉県 三浦久美子様 |
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仏名fr | ||
独名de | ||
伊名it | 撮影地:筑波実験植物園 | |
西名es | ||
葡名pt | ||
漢名ch | ||
植物分類 | ウマノスズクサ科カンアオイ属 | |
園芸分類 | 多年生草本 | |
用途 | 路地植え/鉢植え | |
原産地 distribution |
日本(三重県島半島):固有種 |
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花言葉 | ||
解説 description |
イセノカンアオイはウマノスズクサ科の多年草である。オトメアオイの変種として分類されるズソウカンアオイの変種として分類される。ズソウカンアオイとよく似ているが、萼筒がより浅くなる点で区別される。山地の林下に自生し、草丈は10㎝前後程度。母種のオトメアオイの場合は5~7月頃開花するが、本種は10~11月頃に開花する。葉は、長さ4~12㎝、幅3~8㎝程度の卵形~卵状楕円形となる。葉の先端部は尖り、表面には雲紋状の斑模様が入り、光沢は無い。萼筒は、長さ5~8㎜程度で、暗紫色から淡紫色となる。 | |
履歴 | 平成4年(1992)に新種として発表されている。 | |
県花・国花 | ||
古典1 | ||
古典2 | ||
季語 | ||
備考 |