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和名 シイ
漢字表記
別名・異名 シイガシ
古名 シヒ(志比・四比・思比・之比)
語源 和名については、諸説に分かれるが不詳。/属名は、castanea(=クリ)とopsis(=似る)の合成語で、シイ属の花がクリに似ているため。
学名 Castanopsis spp.
英名 Philippine chestnut , Indian chestnut
仏名 愛媛県・松山市にて
独名
伊名
西名
葡名
漢名 椎/柯
植物分類 ブナ科シイ属
園芸分類 常緑高木
用途 材は下駄、建築用材、器具材、機械、船舶、薪炭、等と多用途に用いられ、また実も食用とされた。樹皮にはタンニンを多分に含み、染料や渋を得た。
原産地 日本(関東南部以西)/朝鮮半島
花言葉
解説 シイはブナ科の常緑樹の総称である。ツブラジイスダジイを総称して一般的にシイ(椎)と言っている。単にシイと言った場合、関東地方ではスダジイを意味し、関西地域ではツブラジイを意味しているようである。
履歴
県花・国花 佐賀県:塩田町木/徳島県:海部町木/和歌山県:すさみ町木・有田市木/新潟県:弥彦村木/愛知県:豊山町木/静岡県:清水町/千葉県:白井市木・袖ヶ浦市木・松戸市木/埼玉県:三郷市木・宮代町木(シイガシ)/神奈川県:伊勢原市木・開成町木(シイガシ)・横浜市木/東京都:品川区木・中野区木・三宅村木・目黒区木
古典1 『古事記』、『日本書紀』、『出雲風土記』、『常陸風土記』、『播磨風土記』、『神楽歌』、『万葉集』、『枕草子』、『源氏物語』、『平家物語』、『太平記』、『謡曲』、『好色一代男』、『芭蕉句集』、『蕪村句集』
古典2 『延喜式』、『本草和名』、『倭名類聚鈔』、『下学集』、『和漢三歳図会』、『物品識名』
季語 夏(花)/秋(実)
備考
『パイプのけむり』 巻数 頁数 タイトル
2 278 「椰子」
4 262 「冬葵」
5 222 「着生蘭」
7 96 「隠れ簑」
7 121 「雀」
9 104 「崖」
11 43 「熱界雷」
23 140 「kHow-kHow」
24 38 「夜の潮騒」
24 69 「不取敢」
24 122 「獣」
24 174 「鞭蠍」