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和名jp チョウジギク   ↑撮影者:東京都 山口米子様↓

撮影者:千葉県 三浦久美子様↓
 
漢字表記 丁子菊・丁字菊※備考欄参照
別名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名は、花弁の芯がフトモモ科のチョウジノキの花に似ていることから。
属名は、ギリシャ語のcrysos(=黄金色)とanthemon(=花)の合成語。
種小名は「クワ属のような葉の」の意。
学名sn Chrysanthemum moriforium f. Choujigiku
英名en
仏名fr
独名de 撮影地(全3図):新宿御苑
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch  
植物分類 キク科キク属
園芸分類 多年生草本
用途use 鉢植え
原産地
distribution
園芸作出品種(日本)
花言葉
解説
description
チョウジギクは、キク科の多年草である。江戸期に我が国で発達した栽培菊の中の一種である。キク科の植物の花は周囲を飾る舌状花と葉なの中心部の筒状花とで構成される。我が国で江戸期より受け継がれてきた栽培菊の場合、概して舌状花を観賞することとなる。だが、本種、つまりチョウジギクの場合、花芯と呼ばれる筒状花が発達し、中心部が盛り上がるように開花する。この周囲を取り巻く舌状花の形状により、「平丁子」・「匙丁子」・「管丁子」などと区別されることとなる。チョウジギクの場合、1個の花で、筒状花数は200個前後、舌状花数は100個程度となる。
履歴
県花・国花
古典1
古典2 『花壇養菊集』  
季語  
備考  ※等しくキク科のウサギギク属に同名のチョウジギク(丁子菊 Arnica mallotopus)が存在するが、別の植物である。そこで、そのウサギギク属のチョウジギクに「丁子菊」の漢字表記を用いているので、本種は「丁字菊」と栽培されていることが多い。ただし語源の項に記したように本来的には「丁子菊」が正しい表記と言えよう。