和名 | カンザンチク | 撮影者:千葉県 三浦久美子様 撮影地:皇居東御苑 |
漢字表記 | 寒山竹 | |
別名・異名 | ||
古名 | ||
語源 | 和名は、本種が箒に適しており、中国唐代詩人で画題として描かれる「寒山・拾得図」の内で、寒山が箒を持っていることからの命名という。/属名は、ギリシャ語のpleios(=多い)とblastos(=芽)による合成語で、節に多くの芽が生えることから。/種小名は19世紀イギリス人植物採集家Richard Brinsley Hindsへの献名。 | |
学名 | Pleioblastus hindsii | |
英名 | Hind's cane-banboo | |
仏名 | ||
独名 | ||
伊名 | ||
西名 | ||
葡名 | ||
漢名 | 篲竹 | |
植物分類 | イネ科メダケ属 | |
園芸分類 | 多年生ササ | |
用途 | 庭園植栽品/箒材 | |
原産地 | 中国(福建省・広東省・広西チワン族自治区・湖南省・江西省・浙江省) | |
花言葉 | ||
解説 | カンザアンチクは、イネ科の多年生でササの仲間である。本種は原産地の項に記した地の山地の沿岸部に自生の見られるササである。ササ類の中では稈高は最も高くなり4~5m程度となる。稈径は2~4㎝程度。茎は叢出し株立ち状となる。茎上部の節からは3~10本程度の枝が箒状に出る。葉は、小枝の先に7~11個つき、葉身の長さは15~25㎝程度、幅は1~2㎝程度の披針形で、葉表は濃緑色で、葉裏が白緑色となる。葉縁はざらつき感があり、先端は鋭頭となる。 | |
履歴 | 我が国では、中部地区いせいで栽培される。本種は、大正初期に全国的に開花した後に枯死したため、その後は大分減少してしまっている。 | |
県花・国花 | ||
古典1 | ||
古典2 | 『大和本草』、『和漢三才図会』 | |
季語 | ||
備考 |