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検索名 カナバリア
和名 タチナタマメ
漢字表記 立鉈豆
別名・異名 ナンヨウナタマメ/カナバリア/ジャック・ビーン
古名
語源 和名は、立ち性のナタマメの意から。因みに、ナタマメとは、曲がった豆果の形状を鉈にたとえたことから。/属名は、ナタマメに対するインド・マラバル地方の現地名canavalを語源としている。/種小名は「剣形の」の意。/本種に対する英名Jack Beanとは豆果の形状から海軍で使用するナイフの形状を連想させることからの命名と言う。また、一部では、『ジャックと豆の木』に登場する豆の木が本種である旨の記述も一部では成されているが、『ジャックと豆の木』に登場するのはCastanospermum australe Beanyであり、こちらは、樹高40mにも達する常緑高木であり、本種とは相違する。  撮影者:ボリビア・スクレ市在住
Y.Oue様
学名 Canavalia ensiformis
英名 Jack-bean
仏名
独名
伊名
西名 Canabalia
葡名 Feijao de Porco
漢名 關刀豆/直生刀豆
植物分類 マメ科ナタマメ属
園芸分類 多年性草本
用途 緑肥(土壌改良植物)/食用(若莢:漬け物)/家畜飼料
原産地 西印度諸島
花言葉
解説 タチナタマメは、マメ科の多年草である。草丈は1~2m程度に。葉は3出複葉で葉身は卵形または長卵形で長い葉柄を持ち、全縁、先端は鋭頭。葉の表面には幾分光沢がある。種子はナタマメよりも小さく長さ2㎝程度。花は、淡紫色の蝶形花。
履歴 メキシコの紀元前3000年程の遺跡からは本種が発掘されているので、当時から中央アメリカでは本種が栽培されていると推測されている。/ナタマメは江戸初期に導入されているが、本種はそれより送れて渡来している。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考 有毒植物:本種にはカナバリンという毒成分があり、下痢を起こしたりするので、煮た後で水でさらしてから食用にする必要がある。