←トップ頁へ

 検索名  フムルス・ルプルス     撮影者:千葉県 三浦久美子様↑ ↑撮影者:東京都 山口米子様↓
↑北海道大学農学部付属農場花木園↓

行田市:さきたま古墳公園内薬用植物園
/撮影:GKZ↓

和名jp セイヨウカラハナソウ
漢字表記 西洋唐花草
別名・異名
other name
ホップ(※)履歴欄参照
フムルス・ルプルス
古名
old name
筑波実験植物園→
雌花序→
語源
etymology
和名は、外来のカラハナソウ(クワ科)の意。
属名は、ラテン語のhumus(=大地、地面)に由来しており、支柱等で支えないと地面を這うことから。
種小名は「ラテン語のlupusu(=狼)に由来し、オオカミがヒツジを食べるようにもヤナギに絡みつくの意から。
学名sn Humulus lupulus
英名en Hop
仏名fr Hop
独名de Hopfen
伊名it luppolo
西名es lúpulo
葡名pt lúpulo
漢名ch 啤酒花
植物分類 アサ科(←クワ科)カラハナソウ属
園芸分類 蔓性多年生草本(雌雄異株)
用途use 路地植え(グリーン・カーテン)/薬用/香味料
原産地
distribution
アジア西部
花言葉

希望、信じる心、天真爛漫、軽快、不公平、不正、不法

解説
description
ホップは、アサ科(←クワ科)の多年草である。雌雄異株。春に地下茎から芽を出し。夏場には6~8mにも達すると言う。7~9月頃に開花する。受粉してしまうと、ホップ特有の味が薄れてしまうために、雄株は栽培されない。花形は松かさ状であり、「毬花」と呼ばれ、この部分がビール製造に用いられる。「毬花」を外見から理解できるように、実際には苞の集まりである。古代エジプト時代には薬用として、中世に入るとビールに用いられるようになった。 
履歴 我が国へは明治初期に渡来しているが雄株は入ってこなかった。雄株は、栽培されていない。 
ホップ栽培の記録としては、768年にドイツ・カロリング王朝の王ペピン(カール大帝の父)が、現在のパリ郊外の三度にの修道院にホップ栽培園フムラリア(humularia)を与えたとする記録が最古とされている。ホップそのものは、4~6世紀頃に民族大移動とともに北ヨーロッパにもたらされたものと推測されている。
一説には、「ホップ」の名は、オランダのポペリンゲ(Poperinge)という町に植樹されたことに因んでいるという。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考 ※ 接触性皮膚炎を起こすことがあるので、要注意。