和名jp | フキ | ↑撮影:GKZ/拙庭にて↓ 撮影者:千葉県 三浦久美子様↓ ↑撮影地:山形市野草園↓ |
漢字表記 | 蕗 | |
別名・異名 otrer name |
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古名 old name |
フフキ(布布木・布布岐) | |
語源 etymology |
和名は、フユキ(冬黄)の略からとか。冬場に黄色い花を見せるから。 また、古名フフキの略とかも。他にも諸説あり。 属名はギリシャ語のpetasos(=つば広帽子)から。 種小名は「日本の」の意。 |
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学名sn | Petasites japonicus | |
英名en | Coltsfoot Japanese butterbur |
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仏名fr | ||
独名de | ||
伊名it | ||
西名es | ||
葡名pt | ||
漢名ch | 蜂闘菜 | |
植物分類 | キク科フキ属 | |
園芸分類 | 多年生草本 | |
用途use | 食用/薬用 | |
原産地 distribution |
東アジア全般 | |
花言葉 | 公正な裁き | |
解説 description |
フキは我が国の山野に自生の実られるキク科の多年草である。また、食用として栽培もされている。フキは雌雄異株である。雄花は白黄色、雌花は白色である。根茎は地中枝を伸ばして繁殖する。葉柄は多肉質で長い。葉は薄く、腎臓形。幅15~30㎝程度。葉に先立って花茎を見せ、細かい管状花を乗せた球状の頭花を見せる。フキは花と葉が別々の茎につくという性質を持ち、花のつく茎を「蕗の薹(フキノトウ)」と言う。Topicsの植物回想録の中に「フキについて」の記述があります。参照下さい。 | |
履歴 | フキの名の初出は『新撰字鏡』(901年頃)である。 | |
県花・国花 | 秋田県の県花 | |
古典1 | 『近松浄瑠璃集』、『蕪村句集』、『一茶句集』、『本草和名』 | |
古典2 | 『延喜式』、『倭名類聚鈔』、『下学集』、『大和本草』、『和漢三歳図会』、『物類品隲』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』 | |
諺 | ・五蕗六筍→陰暦5月のフキと6月のタケノコは食べられない→時期はずれの意。 | |
季語 | 春(蕗の薹)/夏(葉) | |
備考 | ||
撮影者:神奈川県 池田正夫様↓ | ||
↑:雌株/撮影地:宮城県須金岳/雄花↓ |
撮影地:山形県・蔵王山↑痩果↓ |