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和名jp ブルー・ジーン
撮影者:東京都 山口米子様

'22世界蘭展会場にて

撮影地:筑波実験植物園↓


漢字表記
別名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名は品種名の音読みから。
属名はギリシャ語phalaina(=蛾)とopsis(=似ている)で「蛾のような」の意。
品種名は「青色の遺伝子」の意。
学名sn Phalaenopsis 'Blue Gene'※
英名en
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch
植物分類 ラン科ファレノプシス属
園芸分類 多年生草本
用途use 鉢植え
原産地
distribution
園芸作出品種
花言葉 奇跡の巡り逢い
解説
description
ブルー・ジーンファレノプシス・アマビリスはラン科の多年草である。本種は、遺伝子組み換え技法を用いて、ツユクサから青色色素を採取し、ピンク系ミディ・タイプのPhalaenopsis 'Wedding Promnade'種に注入することによって青色の花を開花させることに成功したものと言う。草丈は、50~60㎝、花径6~7㎝程度で幾分紫色を帯びた青色の花をつける。
履歴 化学メーカーの石原産業の作出した青色の花を咲かせるファレノプシスである。これまで、ファレノプシスには青色系の遺伝子が無かったために、ブリーダー達の間では、青色のファレノプシスを作出することが永年の夢であった。しかし、今日、青色のファレノプスシスは市場に流通しているではないかとのお言葉を頂戴するかもしれない。現在流通しているのは白色のファレノプシスに青色系液体染料を注入して花弁を青色に染色したものである。大阪の化学メーカーと千葉大学との共同開発により、ツユクサの青色遺伝子を遺伝子組み換え技術により組み込み、青色の花を開花させるファレノプシスの開発に成功している。石原産業では、2022年6月から販売が実施されると言う。販売直前の2022年世界ラン展に本種は出品されている。なお当事典に既に掲載してある「青いコチョウラン」は本種と同一種であることを申し添えたい。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考 ※学名の項にPhlaenopsis 'Blue Gene'と記載したが、自然界にはあり得ない 植物であるために、学名は無いのかもしれない。