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検索名  ホンタデ(本蓼) 
和名jp タデ
漢字表記
別名・異名
other name
ホンタデ(本蓼)
マタデ(真蓼)
ヤナギタデ(柳蓼)
古名
old name
タヅ(太豆)
タラ(太良)
語源
etymology
和名は、茎が高く成長することから。/別には、漢名「蓼」の音読みからとも。
属名は、ラテン語のpersica(=桃)に由来し、この植物の葉がモモの葉に似ていることを示している。
種小名は「水に生えたコショウ」の意で、水辺に自生が見られ、辛味をもつことから。
学名sn Persicaria hydropiper(Polygonum hydropiper)
英名en Knotweed
Knotgrass
Snakeweed
Bistort
Fleeceflower
Sacaline

栃木市:花之江の郷 にて
仏名fr renouée
独名de Knöterich
伊名it Poliggono pepe d'acqua
西名es Pimienta acuática,
Persicaria picante,
Persicaria acre
葡名pt Pimenta-de-agua,
Persicaria-picante
Persea,
persicária-mordoz
漢名ch 蓼 
植物分類 タデ科イヌタデ属
園芸分類 一年生草本
用途use 鉢植え/路地植え/食用/香辛料
原産地
distribution
北半球全般
花言葉 節操
解説
description
タデの仲間は多いが、マタデ、ヤナギタデと呼ばれるタデは、別にホンタデとも言われ、タデの仲間の代表格的存在である。湿地や水辺に生える。草丈は40~60㎝程度。葉は噛むと辛い味がする。秋に細長い花穂が出て淡紅色の花がまばらにつく。葉の辛味が香辛料に用いられる。
履歴
県花・国花
古典1 『出雲風土記』、『万葉集』、『和漢朗詠集』、『梁塵秘抄』、『今昔物語』、『山家集』、『近松浄瑠璃集』、『日本永代蔵』、『蕪村句集』
古典2 『倭名類聚鈔』、『下学集』、『大和本草』、『和漢三歳図会』、『物品識名』
・蓼食う虫も好き好き→人の好き、嫌いは様々であることのたとえ。
・蓼の虫は蓼で死ぬ→習い覚えた職業を一生続けることのたとえ。
季語 夏/秋(花)
備考 ※ 単に「蓼」と表記された場合、一般的にはヤナギタデを意味する。
『パイプのけむり』 巻数 頁数 タイトル
15 97 「佛の座」