←トップ頁へ

和名jp コショウ  
撮影者:千葉県 三浦久美子様↑
 撮影地:筑波実験植物園
撮影者:東京都 中村利治様↓

撮影:GKZ:撮影地宇都宮市:ロマンチック村↓

撮影者:タイ在住 上田勇様↓

撮影地:タイ・メソート市内
 
漢字表記 胡椒
別名・異名
other name
マルハジカミ(丸椒)
プリック・タイ(タイ語名)
古名
old name
語源
etymology
和名は、漢名「胡椒」の音読みから。
属名はギリシャ語のペプトー(軟らかくする、消化する)を語源としている。
種小名は「黒い」の意。
学名sn Piper nigrum L.
英名en Pepper
仏名fr poivre
独名de Pfeffer
伊名it pepe
西名es pimienta
葡名pt pimienta
漢名ch 胡椒
泰名th พริกไทย
植物分類 コショウ科コショウ属
園芸分類 蔓性常緑低木
用途use 香辛料/薬用/調味料
原産地
distribution
インド東部~ミャンマー
花言葉 熱中、熱狂
解説
description
コショウはコショウ科の常緑樹である。茎は木質化し、下部の節から気根を出して他の樹木にからみつきながら伸び上がる。葉は長さ10~15㎝程度の広卵状楕円形で茎に互生する。葉の縁に鋸歯は見られず、先端の尖り方は鈍い。夏場に白色の小花を穂状につける。果実は径3~6㎜程度で赤熟する、果実には強烈な辛味と芳香とがある。雌雄異株。コショウの果実を乾燥させたものが香辛料として用いられる。
履歴 一説によれば、西洋人が東洋や新大陸を目指したのも、元はと言えばコショウを求めたからと言われる程にも渇望された植物であった。既に、ギリシャ時代の文献にも肉食には欠かせない存在と記述されているほどであったからだ。一頃、コショウは、同じ重量の金と同価値扱いを受けていたほどである。肉食の遅れた我が国では、渡来が遅れ、19世紀後半になってからである。
県花・国花 リベリア共和国の国樹
古典1 『近松浄瑠璃集』、『芭蕉句集』
古典2 『本草倭名』、『下学集』、『大和本草』、『倭名類聚鈔』、『和漢三歳図会』、『物類呼称』、『物品識名』
季語
備考
『パイプのけむり』 巻数 頁数 タイトル
11 11 「緑の歌」
13 72 「カバ」