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和名jp ヒメモロコシ
撮影者:神奈川県 池田正夫様

↑撮影地:多摩川畔↓ 

↑葉表    葉裏↓

葉基部と茎↓
漢字表記 姫唐黍
別名・異名
other name
トゲナシセイバンモロコシ(刺無し西蛮or生蕃?唐黍)
古名
old name
語源
etymology
和名は、小形種のモロコシの意からであるが、草丈はかなり高くなる。
属名は、sorgo(=サトウトウモロコシの古名)を語源としている。
種小名は「シリア北部の都市アレッポ(Alepo)の名に因んでいる。
品種名は「刺針の無い」の意。
学名 Sorghum halepense f. muticum
英名en Aleppo grass
Aleppo milletgrass
Johnson grass
Alwin grass
仏名fr Herbe d'Alep
Herbe de Cuba
Sorgho
Sorgho d'Alep
独名de
伊名it
西名es Cañota
Grama china
Hierba Johnson
Millocca
Pasto Johnson
Sorgo de Aleppo
Sorgo maleza
Zaccata johnson
葡名pt Sorgo-bravo
Milho-vassoureiro
Milho-zaburro
Zaburro-de-alepo
漢名ch 石茅
植物分類 イネ科モロコシ属
園芸分類 多年生草本
用途use 野草/牧草
原産地
distribution
南欧
花言葉
解説
description
ヒメモロコシは、イネ科の多年草である。草丈は0.5~2mとなり、横走する太い根茎を持つ。葉は、長さ20~60㎝、幅1~2㎝程度の線形で中肋が明瞭となり、先端部は尖り、縁部にはざらつき感がある。葉の基部では茎を抱く。7~9月頃に茎の先端に円錐花序を見せる。花序の長さは50㎝程度までで、多数の小穂が茎先に集まった花穂をつける。本種の場合、小穂には芒が無い。
履歴 本種の場合、世界の温帯~熱帯地域に帰化状態にある。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考 漢字表記は、「西蛮」・「生蕃」何れが正しいのか不詳。いずれにしても中国の在来種ではないことを物語っている。