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検索名  カワラドクサ(河原木賊) 
↓撮影地:千葉県長生村

撮影者(全図):千葉県 三浦久美子様

↑撮影地:千葉市緑区↓

撮影地:筑波実験植物園↓
和名jp イヌドクサ
漢字表記 犬木賊
別名・異名
other name
カワラドクサ(河原木賊)
古名
old name
語源
etymology
和名は、トクサに似ているが別の植物であることから。
属名はequus(=馬)とsaeta(刷毛)の合成語で細い枝を多数出す様子を馬の毛にたとえたもの。
種小名は「多分岐の」の意。
学名sn Equisetum ramosissimum
英名en Branched horsetail
仏名fr Prêle ramifiée
独名de Ästige-Schachtelhalm
伊名it Equiseto ramosissimo
西名es Cola de caballo
Cola de jaca
Canutillo
葡名pt Cavalinha
Erva-carnuda
Erva-pinheira
Pinheirinha
rabo-de-porco
漢名ch 節節草
筆管草
台湾木賊
植物分類  トクサ科トクサ属 
園芸分類 常緑羊歯
用途use 薬用
原産地
distribution
日本(本州~九州)・旧世界の暖温帯
花言葉
解説
description
イヌドクサは、トクサ科のシダ植物である。本種は、別名にカワラドクサとあるように、原産地の項に記した地の河川敷や堤防等に自生する。草丈は30~100㎝程度となる。本種の属するトクサ属の植物はデボン紀~石炭紀に出現し、地上に林立していた植物の生きた化石と見なされているが、本種はその中の一種である。一見してスギナにも似た風情の草姿を見せるシダ植物である。掲載した写真に見られるように、外見はトクサによく似ている。茎は緑色で直立し、中空であり、軟質である。茎の表面には多数の溝がある。本種は、茎基部の節から輪生状に枝を出す。 4~7月頃、胞子茎を立ち上げ、先端部に長さ1~2㎝程度の胞子嚢穂をつける。胞子茎は胞子を放出すると枯死する。本種は、地下茎が発達しており、大きなコロニーを構成する。
履歴
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考