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和名jp ヤマグリ
撮影地:群馬県緑化センター



撮影地:とちぎ花センター↓
漢字表記 山栗
別名・異名
other name
シバグリ(柴栗)
古名
old name
語源
etymology
和名は、栽培種ではなく、山に自生の見られるクリの意。
属名はギリシャ語のcastaneon(=クリ)を語源としている。
種小名は「円鋸歯状の」の意。
学名sn Castanea crenata
英名en chestnut
仏名fr alezan
独名de Kastanie
伊名it castagna
西名es castaňa
葡名pt castanheiro
漢名ch 栗子
植物分類 ブナ科クリ属
園芸分類 落葉高木
用途use 一般食用(特に製菓原料)/用材(枕木・床柱・違い棚・手すり・屋根板・長し板・家具・額縁・樽・杭・舵・車両・線路の枕木)/薬用(毬)/彫刻材/シイタケ原木
原産地 
distribution
日本/朝鮮半島/中国/台湾 
花言葉 私を公平にせよ/豪奢
解説
description
クリはブナ科の落葉樹である。幹は直立し、樹高は10m程度に。葉は長さ6~15㎝程度の長楕円形で、縁には尖った鋸歯が遭う。6月頃、枝先に黄白色の雄花を穂状に開花する。雌花はその下方に数個つく。概してブナ科の植物は風媒花であるが、クリの場合には虫媒花で、花期は丁度梅雨の頃であり、独特のにおいを発する。花は淡黄色で細いひも状に垂れ下がる。秋に刺状の総包(いが)の中に1~3個の堅果を熟す。
履歴 我が国では、既に縄文時代遺跡からクリは出土している。平安時代には既に加工食品としてのクリが登場している。戦国時代には兵糧としての役割も担い、年貢を徴収された時代には、米の代わりにクリで納めることも許されていたという。
アメリカでは、胴枯れ病で全滅したクリ林にニホングリを導入しアメリカグリとの雑種を作出している。(1910年頃)
県花・国花
古典1 『古事記』、『日本書紀』、『出雲風土記』、『播磨風土記』、『万葉集』、『落窪物語』、『伊勢物語』、『源氏物語』、『今昔物語』、『山家集』、『徒然草』、『謡曲』、『近松浄瑠璃集』、『芭蕉句集』
古典2 『延喜式』、『本草和名』、『倭名類聚鈔』、『下学集』、『和漢三歳図会』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』
季語
備考
『パイプのけむり』 巻数 頁数 タイトル
18 77 「栗」