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和名jp トウサイカチ
撮影者:千葉県 三浦久美子様

撮影地:東京都薬用植物園




漢字表記 唐皀莢
別名・異名
another name
シナサイカチ(支那皀莢)
古名
old name
語源
etymology
和名は、中国から渡来したサイカチの意から。因みにサイカチとは、莢の漢方名である「皀角子」から転じた古名サイカイシ(西海子)の転訛と言われている。
属名は、ドイツの植物学者J.G.グレディシュの名に因んでいる。
種小名は「中国の」の意。
学名sn Gleditsia sinensis
英名en Chinese honeylocust
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 皂荚
植物分類 マメ科サイカチ属
園芸分類 落葉高木
用途use 食用(葉・若芽)/用材(器具・細工物・薪炭)/薬用(種子)/染料(莢実)/洗濯剤(樹皮・豆果・実)
原産地
distribution
中国(広州・広西チワン族自治区・貴州・河北・河南・湖北省・湖南省・江蘇省・江西省・陜西省・山西省・四川省・雲南省・浙江省)
花言葉
解説
descrption
トウサイカチはマメ科の落葉樹である。本種は、原産地の項に記した地の標高200~2500m程度の森林地帯に自生の見られる樹種である。樹高は30m程度となる。枝は灰色を帯びた褐色で、長さ15㎝程度で枝の変形である刺を幹に持つ。枝は横に伸びる。葉は長さ10~18㎝程度の羽状複葉で、枝に互生する。小葉は、長さ2~8.5㎝、幅1~4㎝程度卵形~楕円形であり、質は紙質である。3~5月頃、枝先の葉腋に総状花序を出し、開花を見せるが花は目立たない小花をつける。雌雄異花で、雄花は径1㎝程度の4弁花で、両性花は径1.2㎝程度で、幾分雄花より大き目となる。花後には、長さ12~37㎝、幅2~4㎝程度の莢果をつける。中に含まれる種子は光沢のある茶色で、径1㎝程度の長円形~楕円形となる。
履歴
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考