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和名 トウ 葉姿・樹形などに関しては
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漢字表記
別名・異名 ラタン/カラムス・マルガリータ
古名
語源 和名は漢名「籐(※:備考欄参照)」の音読みから。/別名のラタンは英名からであるが、語源はマレー語のRotanである。/属名は、アラビア語のkalem(=葦、茎)がギリシャ語に入りCalamosとなったものと言う。/種小名は「真珠の」の意。
学名  Calamus margaritae
英名 Rattan palm
撮影地:とちぎ花センター
仏名
独名
伊名 ブラウン・ラタン→
西名
葡名   
漢名 黄藤、省藤
植物分類 ヤシ科トウ属
園芸分類 蔓性常緑落葉高木
用途 食用(蔓の先端部分葉の付け根の軟らかい部分)・果肉(ジュース)・用材(家具・篭・トランク等)
原産地 熱帯アジア
花言葉
解説 トウははヤシ科の蔓性常緑樹である。一般的に家具や篭等を作る時の材となる植物である。葉は長さ1~2m程度の羽状複葉で互生する。線形の小葉と葉柄に逆向きの刺を持ち他の樹木に絡み、覆い被さるようにして繁殖する。雌雄異株。花は、古い茎の葉腋から穂状花序を出し、淡黄色の小花を多数付ける。果実は径2㎝程度の卵円形で、表面は三角状で光沢のある鱗片で覆われている。果実は黄熟する。本種の茎は、根元部分と先端部とが、同じ程度の太さであることから、各種の家具製造に用いられることになる。トウ属の植物は、陸上で最も背丈の高い植物と言われ、幹は60~180mにも及ぶと言われている。花は雌雄異株。本種を含むトウ属の仲間は、陽性の植物であり、熱帯の密林では光線不足のため、樹高30㎝程度で何年も生長休止状態で過ごし、一度上部の木が伐採されたり、防風などにより倒れたりすると、一斉に生長を始め見事なトウ属の密林が構成されると言う。
履歴
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考 ※正確には、漢名「籐」はヤシ科カラムス属の蔓性植物の総称ということになる。