和名 |
カラムス・パルストリス |
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漢字表記 |
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別名・異名 |
ワーイ(タイの現地名) |
古名 |
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語源 |
和名は学名の音読みから。/属名は、アラビア語のkalem(=葦、茎)がギリシャ語に入りCalamosとなったものと言う。/種小名は「沼地性の」の意。 |
学名 |
Calamus palustris |
英名 |
Rattan palm |
仏名 |
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独名 |
撮影:東京都 中村利治様 |
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伊名 |
撮影地:タイ・クラビ |
西名 |
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葡名 |
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漢名 |
澤生藤 |
泰名 |
หวายไส้ไก่ |
植物分類 |
ヤシ科トウ属 |
園芸分類 |
蔓性常緑落葉高木 |
用途 |
食用(蔓の先端部分葉の付け根の軟らかい部分)・果肉(ジュース)・用材(家具・篭・トランク等) |
原産地 |
中国・インド・マレーシア・カンボジア・ミャンマー・ラオス・タイ・ヴェトナム |
花言葉 |
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解説 |
カラムス・パルストリスはヤシ科の蔓性常緑樹である。所謂、籐(トウ)の仲間であり、一般的に家具や篭等を作る時の材となる植物である。本種は、学名や中国名に示されるように、概して水辺に自生する樹木である。複葉の先端部分が巻きひげ状になっており、他の植物に巻き付いて這い上がり、更に、葉裏の中肋には下向きの鋭い刺が多数あり、これで他の植物にひっかかり更に上方へと上る。本種の茎は、根元部分と先端部とが、同じ程度の太さであることから、各種の家具製造に用いられることになる。トウ属の植物は、陸上で最も背丈の高い植物と言われ、幹は60~180mにも及ぶと言われている。花は雌雄異株。果実は径2㎝程度の卵円形で、表面は三角状で光沢のある鱗片で覆われている。本種を含むトウ属の仲間は、陽性の植物であり、熱帯の密林では光線不足のため、樹高30㎝程度で何年も生長休止状態で過ごし、一度上部の木が伐採されたり、防風などにより倒れたりすると、一斉に生長を始め見事なトウ属の密林が構成されると言う。 |
履歴 |
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県花・国花 |
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古典1 |
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古典2 |
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季語 |
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備考 |
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