←トップ頁へ

和名 ドナンコバンノキ
撮影者:千葉県 三浦久美子様↑

↑撮影者:東京都 中村利治様↓
     撮影地(全3図):筑波実験植物園 
漢字表記 渡難小判木
別名・異名
古名
語源 和名は、渡難(与那国島の別名)に産するコバンノキの意。
属名は、ギリシャ語でphyllon(=葉)とanthos(=花)の合成語で、花が葉状に広がった枝に付くことから。
種小名は、「少数種子の」の意。
亜種名は「渡難島(与那国島産の)」の意。
学名 Phyllanthus oligospermus sbsp. donanensis
英名   
仏名
独名
伊名
西名
葡名
漢名
植物分類 コミカンソウ科(←トウダイグサ科)コミカンソウ属
園芸分類 落葉低木
用途 野草
原産地 与那国島:固有種
花言葉
解説 ドナンコバンノキは、コミカンソウ科(←トウダイグサ科)の落葉樹である。本種は、与那国島の固有種であり、台湾に自生の見られる新竹油柑(Phyllanthus oligospermus)種の亜種として分類される。本種の記載が見られたのは平成13年(2001)であるから、比較的新しいと言える。樹高は1.5~2m程度。葉は、長さ2~5㎝程度の楕円形で、縁部は全縁、先端部は鈍頭で、枝に互生する。遠目には、葉身は羽状複葉に見える。雌雄同株、雌雄異花で、葉腋にそれぞれの花(径1.5~2.㎜)を密着して多数付ける。花は花弁を持たず萼片のみである。花後には径7~8㎜程度の球状の果実を葉軸下に下垂し、黒熟する。
履歴  環境省RDB:絶滅危惧ⅠA類(CR)
県花・国花
古典1  
古典2  
季語  
備考