和名jp | チャ | ↑撮影:GKZ/群馬県立つつじが岡公園↓ 撮影者:東京都 中村利治様↓ 撮影地:筑波実験植物園 撮影者:千葉県 三浦久美子様↓ 撮影地:東京都薬用植物園↑ 撮影地:皇居東御苑↑ 撮影者:神奈川県 池田正夫様↓ ↑撮影地:東京都野鳥公園↓ |
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漢字表記 | 茶 | ||
別名・異名 other name |
サ | ||
古名 old name |
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語源 etymology |
和名は、漢名「茶」の音読みから。属名は、17世紀チェコスロバキアの宣教師でマニラに滞在し東洋の植物を採集したことで知られるG.J.カメルスの名に因んでいる。 種小名は「中国の」の意。 |
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学名sn | Camellia sinensis(=Thea sinensis) | ||
英名en | tea | ||
仏名fr | thé | ||
独名de | Tee | ||
伊名it | tè | ||
西名es | té | ||
葡名pt | chá | ||
漢名ch | 茶 | ||
植物分類 | ツバキ科ツバキ属(←チャノキ属) | ||
園芸分類 | 常緑低木 | ||
用途use | 製茶/生け垣 | ||
原産地 distribution |
中国 | ||
花言葉 | 追憶 | ||
解説 description |
チャは、ツバキ科の常緑樹である。葉長は6~10㎝、幅2~4㎝。長楕円形で、鋸歯がある。花は10月~12月頃に見られ、5弁の白色花である。花は下向きに開花する。萼片も5枚である。蘂は黄色く、花弁の白と良いコントラストを見せる。果実は、球形で、緑褐色となる。種子は大型で、暗緑色となる。葉の表面は艶があり、濃緑色で、凹凸が見られる。Topicsの植物回想録に「お茶について」の記述があります。参照下さい。 | ||
履歴 | 中国では有史以前から自生の茶を飲んでいた。栽培は4世紀中頃に始まる。我が国へは留学僧などが中国から持ち込み、喫茶の風習が広まりをみたのは、12世紀の末に栄西が茶の種子を持ち帰ってからとされている。 | ||
県花・国花 | 静岡県花 熊本県:相良村木 佐賀県:脊振村花・嬉野町木 香川県:高瀬町木 京都府:和束町花・宇治田原町木 岐阜県:池田町 長野県:南信濃村花 茨城県:大子町花・坂東市花 埼玉県:入間市花・狭山市木・所沢市花 東京都:瑞穂町花・武蔵村山市花 |
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古典1 | 『芭蕉句集』 | ||
古典2 | 『本草和名』、『倭名類聚鈔』、『下学集』、『大和本草』、『和漢三歳図会』、『物類品隲』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』 | ||
諺 | ・ホトトギスが鳴いたら茶を摘みムギを刈れ ・一心二葉(いっしんふたば)(茶摘みの際には、心葉と次の二枚の葉を一緒に摘むようにの意) ・お茶にする→休憩すること。 ・茶に酔うたふり→知っていても知らぬふりをすることのたとえ。 ・茶を濁す→その場をうまく取り繕うことのたとえ。 ・茶を挽く→商売をしていても客が無く暇な様子を言う。 ・お茶の子→お茶請けの菓子や香の物はすぐ出てくる、つまりたやすいことのたとえ。 |
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俗信 | ・茶の木を植えるとき、自分の影に植えると人が死ぬ | ||
季語 | 冬(花) | ||
備考 | |||
『パイプのけむり』 | 巻数 | 頁数 | タイトル | |
5 | 20 | 「八十八夜」 | ||
9 | 54 | 「中庭の秋」 | ||
13 | 10 | 「楽観主義」 | ||
16 | 128 | 「キウィ・フルーツ」 | ||
17 | 210 | 「椿」 |