←トップ頁へ

和名jp タコヅル
漢字表記 蛸蔓※備考欄
別名・異名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名は、タコノキ科の植物で蔓性樹であることから。※備考欄参照
属名は、19世紀フランス人探検家Louis Claude De Saulses de Freycinet提督への献名。
種小名は、「小笠原島の」の意。
学名sn Freycinetia boninensis
撮影者:東京都 山口米子様
撮影地:小石川植物園  
英名en  
仏名fre
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch
植物分類 タコノキ科ツルアダン属
園芸分類 蔓性常緑低木
用途use
原産地
distribution
日本(小笠原島:父島・母島)固有種
花言葉
解説
description
タコヅルは、タコノキ科の蔓性常緑樹である。蔓長は最長10m以上にも及ぶ。茎節から多数の多数の気根を出し、他の樹木によじ登る。葉は、長さ0.5~1m程度、幅3~5㎝程度の剣状で茎に螺旋状につく。葉縁部と主脈下面に刺がある。葉の表面は平滑で光沢がある。雌雄異株で、雌花は茎先の葉腋から長さ~9㎝、径1~1.5㎝程度の円筒状肉穂花序を2~3本伸ばし、多数の花を密生する。花軸の基部には淡黄色で葉状の苞が着く。花後には、長さ8~13㎝、径1.5~2㎝程度の集合果をつけ、赤熟する。
履歴  
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考 本種と似た和名のフィリピン原産種の「ツルタコノキ(Freycinetia multiflora)」が存在するが本種とは別の存在である。