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和名jp シダレカツラ
撮影者:東京都 中村利治様↑
撮影者:千葉県 三浦久美子様↓




漢字表記 枝垂れ桂(
別名・異名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名は、枝が枝垂れるカツラの意から。
属名は、Cercis(=ハナズオウ属)とphyllon(=葉)の合成語で、葉形がハナズオウに似ていることから。
品種名は「下垂した」の意。
学名sn Cercidiphyllum japonicum f.pendulm
英名en
仏名fr
独名de
 撮影地(全図):小石川植物園
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch
植物分類 カツラ科カツラ属
園芸分類 落葉高木
用途use 庭園樹/公園樹
原産地
distribution
日本
花言葉
解説
description
カツラは、カツラ科の落葉高木である。本種は、カツラの枝垂れを見せる品種である。樹高は20m以上にも及ぶ。葉は心臓形で、細い柄をもち、対生する。裏面は粉白色で掌状脈がある。樹皮は灰褐色。夏の新緑、秋の黄葉が美しい樹木である。掲載した写真に見られるように、本種の枝は長く下垂する。 
履歴 カツラ属は、地質時代の白亜紀~第三紀にかけて北半球各地に繁茂していた古い属である。
シダレカツラは早池峰山麓で発見さている。その蘖が盛岡市の龍源寺に移植され、更にその蘖を移植したものが同市の「門の枝垂れ桂」である。これらは大正13年(1924)に国の天然記念物の指定を受けている。 
県花・国花 盛岡市ではカツラを「市の木」としているが、上欄に記した内容からも「シダレカツラ」を意味しているものと推測される。 
古典1
古典2
季語
備考 中国では「桂」は、ニッケイ或いはモクセイを指す。