←トップ頁へ

和名jp シダレエンジュ
↑撮影者:東京都 山口米子様↓

撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

↑撮影地:大船植物園↓
漢字表記 枝垂れ槐
別名・異名
another name
リュウノツメエンジュ(龍爪槐)
古名old name 撮影地:浜松フラワーパーク 
語源
etymology
和名は、枝垂れ性のエンジュの意。
属名はリンネがある種のアラビア語の植物名を転用したことからと言う。
種小名は「日本の」の意。因みに本来は中国原産である。
変種名は「垂下した」の意。
学名sn Sophora japonica var. pendula
英名en
仏名fr
独名de
伊名 it  
西名es
葡名pt
漢名ch 龍爪槐、倒栽槐、蟠槐、倒槐
植物分類 マメ科エンジュ属
園芸分類 落葉高木
用途use 庭園樹/公園樹/街路樹/各種用材(家具・建築・器具)/薬用(花)/染料(蕾)
原産地
distribution
中国
花言葉 上品
解説
description
シダレエンジュはマメ科の落葉樹である。樹高は15〜25m程度に。葉は枝に互生し、葉柄を持った長さ25p前後程度の奇数羽状複葉。小葉は長さ2.5〜6p、幅1.5〜3pの卵状披針形〜長楕円形で、4〜7対となり、裏面に短軟毛がある。花は淡黄白色蝶形花で7月〜8月に開花する。花後には数珠状の莢を下垂する。
履歴 中国原産であるが、我が国にはかなり古い時代に渡来したものと推測されている。
中国の周代には、朝廷の庭に3本のエンジュを植えて三公(最高位の3つの官職)がこれに向かって座したという。この故事により、「三公」を「三槐」とも言い、大臣のことを「槐位」・「槐座」と呼ぶようになったという。そこで、エンジュは、縁起の良い樹木として、各家庭でも庭に必ず植えられるようになり、中でもシダレエンジュは樹形が良く整うことから、殊の外珍重されて来た。加えて、本種は落葉樹であるが、落葉後に、選定の仕方により、枝先が龍の爪でもあるかのような風情を見せることから、更に珍重されて来た。
県花・国花  
古典1
古典2
季語
備考