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和名 シャクナゲモドキ※備考欄参照
漢字表記 石楠花擬
別名・異名 ロードレイア・チャンピオニー
古名
語源 和名は、葉姿がが見た目にシャクナゲに似ていることから。/属名の語源については調査中。(ギリシャ語のrohdon=バラ或いは赤と関係していることは確かなのだが・・・。)/種小名は、イギリス人のプラントハンターで、香港で最初に本種を発見したJ.G.Championの名に因んでいる。
学名 Rhodoleia championii
英名 Hong Kong Rose
仏名
独名
伊名
西名
葡名
漢名 紅花荷
植物分類 マンサク科ロードレイア属
園芸分類 常緑高木
用途 香港では、お正月の飾り花として欠かせない存在という。 撮影地:東京大学附属小石川植物園
撮影者:東京都 中村利治様
原産地 中国南部、インドネシア、ミャンマー、ベトナム、マレーシア(標高1000m級の森林地帯)
花言葉
解説 シャクナゲモドキ(ロードレイア・ヘンリー)はマンサク科の常緑樹である。樹高は12m程度に。葉は長さ3~5㎝程度の葉柄を持ち、長さ7~16㎝、幅4~10㎝程度の卵状楕円形で、枝に互生する。葉質は革質で厚味があり、葉色は濃緑色で、表面には光沢がある。葉柄は赤味を帯びている。2~4月頃、1~2㎝程度の花柄の先に5個の花が集まり1個の花のように見える総状花序を出す。花色は濃赤色。花径は4~5㎝程度で、花弁のように見えるのは実際には総苞片である。
履歴
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考 ※我が国の園芸界で「シャクナゲモドキ」と呼ばれている樹木には2種があり、その内の1種がロードレイア・ヘンリー(Rhodoleia henryi 漢名:顯脈紅花荷、小脈紅花荷)種であり、一般的に園芸界で流通している。もう1種は本種と言うことになる。本来的には、シャクナゲモドキとは、漢名からも本種だった筈であるが、現在は、ヘンリー種が主流となってしまった感を受ける。