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検索名  ゼノビア   
和名jp スズランノキ  
漢字表記 鈴蘭木  
別名・異名
other name
ゼノビア  
古名
old name
 
語源
etymology
和名は、花の形状から。
属名は、3世紀に存在したパルミラ王国の女王の名に因んでいる。
種小名は「細粉状の、粉末を帯びた」の意。 
学名sn Zenobia pulverulenta 撮影者:東京都 山口米子様             
英名en Honeycup
Dusty zenobia
仏名fr Muguet en arbre
独名de Znobie
伊名it
西名es
葡名pt  
漢名ch
植物分類 ツツジ科ゼノビア属
園芸分類 落葉低木
用途use 路地植え/鉢植え
原産地
distribution
北米
花言葉 恋煩い
解説
description
スズランノキは、ツツジ科の落葉樹(正確には半落葉樹なのかも)である。樹高は1~1.5m程度の低木である。若枝は、学名の種小名や英名に見られるように灰白色を帯びている。葉は卵形~楕円形で枝に互生する。葉の先端は鈍頭で、葉縁にはあまり目立たない鋸歯がある。5月頃、我が国のアセビにも似たスズラン形の花をつける。花は径10㎜前後の鐘形で、花冠は浅く5裂する。花には芳香がある。我が国の園芸界では、等しくスズランノキの名称で流通しているOxydendrum arboreumがあるが、こちらは樹高15m程度に成長する高木である。しかも、Oxydendrum arboreumも北米産で、ツツジ科なので混同しやすい存在である。そのため、本種を属名のままのゼノビアで流通していることも多く見られる。本種は、耐寒性には勝れるが、耐暑性には劣るので、暖地(我が国の関東以西)では栽培は困難と云われている。 
履歴 我が国への渡来時期不詳。  
県花・国花  
古典1  
古典2  
季語  
備考 オキシデンドルム・アルボレウム も「スズランノキ」と呼ばれている。