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和名jp サクラ
↑撮影:GKZ/館林市内↓
 
撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

↑撮影地:小石川植物園↓
    
漢字表記
別名・異名
other name
古名
old name
サクラ(佐久良・佐区羅・作楽・左具良)
語源
etymology
①うららかに咲く意の「咲麗(さきうら)」からの転訛とも。 ②木花開耶姫(このはなさくやひめ)の「さくや」からの転訛とも。③「咲くらん」で、咲く花の総称とも。その他、諸説に分かれる。
属名
はラテン語のcerasus(=桜樹)から。
学名sn Cerasus spp.(=Prunus spp.)
英名en Cherry tree
仏名fr chair
独名de Kirschbaum
伊名it ciliegio
西名es caballos
葡名pt cerejeira
漢名ch
植物分類 バラ科サクラ属サクラ亜属
園芸分類 落葉高木
用途use 材は均質なため器具材、船材として利用される。樹皮は咳止め薬としても利用。花の塩漬けは桜湯に、葉の塩漬けは桜餅に利用される。
原産地
distribution
北半球の温・暖帯
花言葉 純潔/淡泊/精神美/優れた美人
解説
description
バラ科サクラ属の総称。中国大陸やヒマラヤにも数種あるが、わが国に最も種類が多い。古くは、単に「花」と言えば、サクラをさした。
履歴
県花・国花 日本の国花(正確にはヤマザクラ)
沖縄県:金武町花
鹿児島県:吾平町花木
宮崎県:諸塚村花・小林市木・北浦町花
大分県:臼杵市花
熊本県:水俣市木・菊池市木・上天草市花
長崎県:布津町木・千々石町花・有家町木
佐賀県:三田川町花木・塩田町花・玄海町花・神埼町花・鹿島市花・有田町花
福岡県:山川町木・矢部村木・前原市木・大刀洗町花・上陽町木・志免町花・犀川町木・金田町花・勝山町花・赤池町木
高知県:本山町花・春野町木・奈半利町花・土佐山田町花・田野町花・須崎市木
愛媛県:西条市花・上島町花
香川県:三野町木・多度津町花木・高瀬町花・坂出市花・琴平町花・宇多津町木
徳島県:三野町花・日和佐町花・徳島市花・板野町木・池田町木
山口県:美祢市花・岩国市花・阿東町花・三次市花・秋穂町木
広島県:三次市花・府中市木・廿日市市花・庄原市花・尾道市花木
岡山県:矢掛町花・津山市花・高梁市花・新庄村花・佐伯町花・鏡野町花・井原市花/島根県:安来市花
鳥取県:若桜町木・琴浦町花
和歌山県:白浜町木・高野口町木・上富田町花・高野口町木・上富田町花・岩出町花/滋賀県:蒲生町木・近江八幡市木
京都府:向日市木・亀岡市木・大山崎町花
兵庫県:夢前町花木・西宮市花・旧龍野市花・篠山市木・川西市花・温泉町花・赤穂市木
大阪府:寝屋川市木・河南町木・交野市木・大阪市木・大阪狭山市
三重県:小俣町木・木曽岬町木・玉城町花
石川県:かほく市木
富山県:福岡町木
福井県:今立町花・鯖江市花
愛知県:犬山市花・大口町花・春日井市花・新城市花・飛島村木・春日町花
新潟県:川口町木・新発田市木・上越市木・田上町木・分水町木・村松町花・与板町木・弥富町木
長野県:下諏訪町木
静岡県:川根町花・由比町花
山梨県:鰍沢町花・六郷町木
群馬県:板倉町花・下仁田町花・昭和村木・高崎市花・沼田市木
栃木県:二宮町木
茨城県:阿見町木・茨城町花・旧岩瀬町花・岩間町木・玉造町木・土浦市花・利根町木・日立市花・旧水海道市花・谷和原村木
千葉県:大多喜町木・佐倉市木・長南町花・光町花・富津市木・松戸市木・四街道市木
埼玉県:北本市木・熊谷市花・旧江南町花・幸手市花・菖蒲町木・長瀞町花
神奈川県:湯河原町木
東京都:足立区木・荒川区木・北区木・小金井市花・墨田区木・台東区木・千代田区花・羽村市花・日の出町花
福島県:会津坂下町木・石川町花・伊南村花・大玉町花・河東村花・新地町花・相馬市花・富岡町木・二本松市木・広野町木・双葉町花・南相馬市花
宮城県:大河原町花・柴田町花・東松島市花・女川町花・色麻町花・涌谷町花
山形県:大石田町花・鶴岡市花
岩手県:奥州市花・北上市木・平泉町花・一戸町花
秋田県:井川町花・由利本荘市花・仙北市花
青森県:弘前市花・十和田市花・野辺地町木・東北町花・おいらせ町花
北海道:弟子屈町木・池田町木・滝上町木・豊富町木・愛別町木・洞爺湖町木・森町花・松前町花・北杜市花・泊村木・寿都町木・秩父別町木・浦臼町木・夕張市木
古典1 『日本書紀』、『神楽歌』、『万葉集』、『伊勢物語』、『大和物語』、『落窪物語』、『枕草子』、『源氏物語』、『土佐日記』、『更級日記』、『和漢朗詠集』、『梁塵秘抄』、『新古今和歌集』、『山家集』、『金槐和歌集』、『平家物語』、『方丈記』、『徒然草』、『太平記』、『謡曲』、『御伽草子』、『近松浄瑠璃集』、『好色一代男』、『日本永代蔵』、『芭蕉句集』、『蕪村句集』、『一茶句集』
古典2 『倭名類聚鈔』、『大和本草』、『和漢三歳図会』、『物品識名』
・桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿→庭木の剪定のあり方
・桜は七日→桜の花は短いと言うことのたとえ。
・桜は花に顕る→いざという時に隠れた才能を発揮することのたとえ。
・桜無き山に榎木を見る→思いも及ばないことのたとえ。
・桜は花の王
・花の雨→桜開花時の雨、また、それに打たれて散る様子を言う。
・花より団子→外観よりも実益重視を言っている。
・花は三月、菖蒲は五月→花の見頃を言っている。
・花を見たけりゃ吉野のへござれ→何事も本場に行くことが肝心の意。
季語
備考
『パイプのけむり』 巻数 頁数 タイトル
1 233 「櫻と筍」
2 161 「燕の便り」
4 298 「夏型人間」
5 262 「ハサミキル」
6 147 「モマモ」
9 148 「黒ソフト」
10 55 「春の雪」
11 229 「花の街」
12 105 「青頸」
12 156 「腕輪」
15 77 「あ、そりゃ不可ない」
15 170 「半夏生」
16 76 「ついの開花」
16 83 「箱根仙石原」
17 22 「渡り鳥の空」
17 249、250 「花のあと」
18 176 「飛鳥の里」
18 178,179 「いちはつ」
19 133 「春の雪」
19 150 「含笑花」
20 77 「引き潮」
21 198、202、203 「櫻」
22 307 「越後迄」
22 322 「花見」
23 118 「猿公のプレゼント」
23 205 「白露」
23 275 「五弁の花」
23 302 「デパート山」
24 233、234 「花冷え」
24 243 「眼鏡羅漢」