和名jp | ナンテン | ↑花 実↑ 紅葉↑ 上3図撮影:GKZ/撮影地拙庭↑ 撮影者:東京都 山口米子様↓ 撮影地:世田谷区鎌田前耕地緑道 |
漢字表記 | 南天 | |
別名・異名 other name |
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古名 old name |
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語源 etymology |
和名は、漢名の「南天竹」から。 属名は和名のナンテンから。 種小名は「国内の、その土地産の、家庭的な」などの意がある。 |
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学名sn | Nandina domestica | |
英名en | nandin sacred Bamboo |
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仏名fr | ||
独名de | ||
伊名it | ||
西名es | ||
葡名pt | ||
漢名ch | 南天竹 | |
植物分類 | メギ科ナンテン属 | |
園芸分類 | 常緑低木 | |
用途use | 路地植え/鉢植え/生花材料/薬用(果実)/用材(器)/杖 | |
原産地 distribution |
日本(本州南部・四国・九州)/中国・インド | |
花言葉 | 私の愛は増すばかり、良い家庭 | |
解説 description |
ナンテンは、メギ科の常緑低木である。樹高は1~2m程度。株元から多数の幹を直立させ叢生する。葉は2から3回羽状複葉で、長い葉柄を持ち互生する。小葉柄の分岐ごとに節がある。葉の質は堅く、表面には光沢がある。晩秋には紅葉見せる。6月頃円錐花序を出し、白色の小花を見せる。果実は液果で、晩秋に赤く熟す。Topicsの植物回想録の中に「ナンテンについて」の記述があります。参照下さい。 | |
履歴 | 江戸時代の中頃にヨーロッパに紹介されている。属名の「ナンディーナ」も和名から命名されている。 | |
県花・国花 | 和歌山県:桃山町木 岐阜県:坂祝町木 神奈川県:松田町木 |
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古典1 | 『近松浄瑠璃集』、 | |
古典2 | 『下学集』、『大和本草』、『和漢三歳図会』、『物類呼称』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』 | |
俗信 | ・腹痛の時、南天の葉をなめると治る | |
季語 | 夏(花)/秋(実) | |
備考 | ※果実は薬用に用いられるが、アルカロイドを含み毒性がある。葉にも毒性がある。 |