和名jp | クロモジ | 撮影:GKZ/群馬県立緑化センター↓ 撮影者:千葉県 三浦久美子様↓ 撮影地:皇居東御苑↑ 撮影地:千葉市緑区瀬又↓ |
漢字表記 | 黒文字 | |
別名・異名 other name |
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古名 old name |
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語源 etymology |
樹皮にある黒い斑点を文字に見立てたからと言われている。『大言海』によれば、元は黒木と言っていたようである。「黒文字」の語は、平安時代の女房言葉に由来するのではないか? 属名はスウェーデンの植物学者J・リンデルの名に因んでいる。 種小名は「散形花序の」の意。 |
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学名sn | Lindera umbellata Thunb. | |
英名en | ||
仏名fr | ||
独名de | ||
伊名it | ||
西名es | ||
葡名pt | ||
漢名ch | 鈎樟 | |
植物分類 | クスノキ科クロモジ属 | |
園芸分類 | 落葉低木 | |
用途use | 各種用材/精油/香料/薬用 | |
原産地 distribution |
日本(本州、四国、九州) | |
花言葉 | 誠実で控えめ | |
解説 description |
クロモジはクスノキ科の落葉樹である。樹高は2~3m程度。樹皮には黒色の斑点があるのが特徴。樹皮にはアルコールを含み芳香がある。葉は長さ5~10㎝程度の狭長楕円形で、先端は鋭頭、枝に互生する。3月頃、葉腋から淡黄色の小花を下垂する。10月頃、径6㎜程度の球形の果実を黒熟する。現在でも、料亭等では楊枝を黒文字と呼んでいるが、実際に、昔からこの樹木から楊枝を作ったということである。クロモジはダンコウバイ等の仲間であるので、樹皮、葉、果実からは香料(クロモジ油)を得た。クロモジの枝を陰干ししたものは高級垣根の材料となり、クロモジ垣と呼ばれる。材は、細工物、洋傘の柄等にも利用される。樹皮には芳香があり、黒い斑点がある。雌雄異株。早春に他の樹木に先駆けて黄色い小花を見せる。葉は、秋には黄葉を見せる。 | |
履歴 | ||
県花・国花 | ||
古典1 | ||
古典2 | 『本草和名』、『倭名類聚鈔』、『大和本草』、『和漢三歳図会』、『物類呼称』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』 | |
季語 | 春(花) | |
備考 | ||
雄花→ | ||
『パイプのけむり』 | 巻数 | 頁数 | タイトル | |
14 | 106 | 「ミニ気象」 |