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検索名 キソウテンガイ(奇想天外)
撮影者:大阪府 藤井勝様↑
撮影地:筑波実験植物園↓

↑撮影者:東京都 中村利治様↓

撮影者:タイ在住 上田勇様↓

撮影地:バンコク・ラマ九世公園


和名jp サバクオモト
漢字表記 砂漠万年青
別名・異名
other name
ウェルウィッチア
キソウテンガイ(奇想天外)
古名
old name
咲くや此の花館にて→
語源
etymology
和名は、砂漠に自生し、葉姿がオモトに似ていることから。
種小名
のmilabilisとはラテン語で「驚くべき」という意味。この種小名の意を直訳したものが園芸界で通用している別名の「奇想天外」である。
属名は、発見者であるオーストラリアの探検家フリードリッヒ・ヴェルヴィッチ氏の名に因んでいる。
種小名は「奇異の、驚異の」の意。
学名sn Welwitschia mirabilis Hook.
英名en welwitschia
仏名fr Welwitschia admirabile
独名de Welwitchie
伊名it Welwitschia
西名es Welwitschia
葡名pt Welwitschia
漢名ch 韋爾維奇亜
植物分類 ウェルウィッチア科サバクオモト属
園芸分類 常緑裸子植物
用途use 鉢植え
原産地
distribution
南西アフリカ・ナミブ砂漠
花言葉
解説
description
ウェルウィッチアは、アフリカのナミブ砂漠に自生の見られる一属一種の裸子植物である。奇想天外という別名に恥じない、とにかく不思議な植物である。砂漠に自生しながら、何と確認されているだけで600年以上も生きているという。推定では2000年以上も生きるとされている。しかも、たった2枚の葉だけで生き続けるのである。また、イチョウソテツ等と同じ仲間の裸子植物でもある。葉の長さは3m、幅は20㎝程度であるが、栄養分や水分が葉の先端まで届かず写真(下)に見られるように枯れてしまうと言う。根は直根で地下10m以上にも達するという。雌雄異株であり、開花は発芽後10年以上も経過してからと言う。花色は赤褐色。木質の塊茎を持ち導管があるという。
履歴 「奇想天外」の名は、昭和11年(1936)に石田謙六氏が命名し、『サボテン研究』誌上に発表したのが最初である。/ウェルウィッチアは1859年イギリスの探検家であり画家でもあったウィリアム・ベーンズとオーストラリアの探検家フリードリッヒ・ヴェルヴィッチの二人によって相前後して別々に発見されている。絶滅危惧種にも指定されており、ワシントン条約付属書Ⅱに登録もされている。
県花・国花  
古典1  
古典2
 下に掲載したのは、本種の雄花の開花状況である。
撮影者:東京都 中村利治様/撮影地:筑波実験植物園↓