和名jp | キリ | 上3図撮影GKZ:栃木県佐野市 下図撮影者:千葉県 三浦久美子様 撮影地:サムエル・コッキング苑↑ 撮影地:神代植物公園↑ 撮影地:東北大学植物園↑ 撮影地:高尾山↑ 撮影地:熊本県玉名市↑ |
漢字表記 | 桐 | |
別名・異名 other name |
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古名 old namee |
キリ(木里) キリノキ(支利乃木) |
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語源 etymology |
和名は、切ると直ぐに目を出して成長することから、「切る」の名詞形から。また、別には、木目が美しいことから木理(キリ)の意から。 属名は、シーボルトが後援を受けたロシア生まれのオランダ王女アンナ・パブローウナの名に因んでいる。 種小名は、「密に細かい綿毛がある」の意。 |
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学名sn | Paulownia tomentosa | |
英名en | Paulownia Empress Tree Princess Tree Foxglove Tree |
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仏名fr | Paulownia Arbre d'Anna Paulowna |
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独名de | Paulownia Kaiserbaum |
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伊名it | Paulownia imperial | |
西名es | Paulownia imperial,Kiri | |
葡名pt | Kiri japonês | |
漢名ch | 毛泡桐 | |
植物分類 | キリ科(←ゴマノハグサ科)キリ属 | |
園芸分類 | 落葉高木 | |
用途use | 街路樹/緑陰樹/用材(家具・器・琴・箱)/染料(樹皮)/薬用(葉)/懐炉灰(木屑)/食用(新芽)/桐炭(幹)火薬用粉炭(幹) | |
原産地 distribution |
北海道から九州まで栽培されており、宮崎県大・分県・隠岐の島、鬱陵島等で野生化しているが、原産地は明らかではない。一説には、中国とも言われている。 | |
花言葉 | 高尚 | |
解説 description |
キリは、キリ科(←ゴマノハグサ科)の落葉高木である。樹高は15mにも。葉は大型で、長さ30㎝の広卵型で、上面に軟毛が密生する。5月頃、葉に先立って淡紫色の大きな筒状唇形花を見せる。Topicsの植物回想録の中に「キリについて」の記述があります。ご参照下さい。 | |
履歴 | もしキリが中国から渡来したとすれば、かなり古い時代と言うことになる。なお、『万葉集』に登場するキリは、アオギリと推測されている。 | |
県花・国花 | 岩手県花 福岡県:大川市木 愛知県:吉良町木 長野県:栄村木 埼玉県:春日部市木 福島県:金山町木・西会津町木・三島町木 岩手県:岩泉町花・田野畑村花 青森県:三戸町木 |
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古典1 | 『枕草子』、『源氏物語』、『和漢朗詠集』、『新古今集』、『太平記』、『謡曲』、『近松浄瑠璃集』、『芭蕉句集』、『一茶句集』 | |
古典2 | 『本草和名』、『倭名類聚鈔』、『大和本草』、『和漢三歳図会』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』 | |
諺 | ・桐一葉→わずかな兆しでその後の大勢を察すること。特に権力者の衰えを示すときに用いる。 ・桐一倍→以前より繁栄したもののたとえ。 ・桐の花の咲く頃に豆を蒔け |
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季語 | 夏(花)/秋(実) | |
備考 | ||
撮影者:神奈川県 池田正夫様↓ |
↑撮影地:岐阜県養老の滝↓ |
↑果実・種子 /種子↓ ↑撮影地:東京港野鳥公園↓ |
木肌→ |