←トップ頁へ

検索名  ギンキョウ(銀杏) 
撮影:GKZ/館林市茂林寺境内にて↑
 
館林市多々良沼公園にて↑

館林市立第六小学校にて↑ 

撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

↑撮影地:小石川植物園↓

精子発見のイチョウ↑

撮影地:日比谷公園:首賭博銀杏↑  
撮影地:西外苑通り↑  
撮影地:高雄駅周辺↑       
和名jp イチョウ
漢字表記 銀杏/鴨脚樹/公孫樹
別名・異名
other name
ギンキョウ(銀杏)
オウキャク(鴨脚)
古名
old name
雄花→
語源
etymology
和名は、一説には「銀杏」の唐音(ギンアン)が日本語的に転訛したとも。現在の定説としては「鴨脚」の中国音ヤーチャオの日本語的な転訛と。(イチョウの葉が鴨の足跡に似ていることから)。また公孫樹とは、孫の代にならないと結実しないということから。
属名は、ケンペルの著書『見聞記』で、「銀杏」の音読みであるGinkyouがGinkgoと誤植されてしまったものをそのままリンネが用いてしまったことによると言われている。
種小名は「二裂した」の意。     
学名sn Ginkgo biloda
英名en ginkgo
Maidenhair Tree
仏名fr ginkgo
独名de ginkgo
伊名it ginkgo
西名es gingo
brenea
葡名pt ginkgo
漢名ch 銀杏
公孫樹
白果
植物分類 イチョウ科イチョウ属
園芸分類 落葉高木
用途use 食用(果実)/工芸品/街路樹/公園樹・庭園樹
原産地
distribution
中国南東部
          雌花→
花言葉 長寿
解説
description
イチョウは1科1属1種の裸子植物の代表的存在。樹高は20m以上にも達する。雌雄異株。葉形は扇形で、葉脈が二岐するのが特徴。葉は互生する。4月末頃に雄花に出来た花粉は雌株の雌蘂につき、胚珠に入りその花粉室の中で成長し9月頃に精子を出し受精する。
               
履歴 我が国には、鎌倉時代に渡来したものと推測されている。
イチョウの精子枝を発見したのは植物写生画家平瀬作五郎氏だった。明治29年(1896年)9月に現東京大学付属小石川植物園においてであった。このことを当時の東京大学教授の故池野誠一郎氏が発表し、それまで顕花植物には精子がないと言われていた植物学会に大きな衝撃を与えることとなった。因みに、その後池野教授はソテツからも精子を発見し発表している。          
県花・国花 東京都木
神奈川県木
大阪府木
長崎県:知覧町木
宮崎県:三股町木・都農町木・高岡町木
熊本県:熊本市木・玉東町木・五木村木
佐賀県:佐賀市木・有田町木
福岡県:若宮町木・水巻町木・広川町木・杷木町木・田川市木・香春町木(ギンナン)・川崎町木・大木町木・糸田町木
高知県:土佐市木・香北町木
徳島県:上板町木・石井町木
山口県:山口市木
岡山県:奈義町木・久米南町木・笠岡市木
奈良県:天理市木
京都府:園部町木
兵庫県:佐用町木
大阪府:八尾市木・泉佐野市木
岐阜県:笠原町木
新潟県:五泉市木
長野県:喬木村木
静岡県:三島市木
群馬県:太田市木・前橋市木・吉岡町木
栃木県:宇都宮市木・大田原市木・上三川町木・高根沢町木
茨城県:麻生町木・ひたちなか市木
千葉県:市原市木・浦安市木・鴨川市木
埼玉県:加須市木・騎西町木・行田市木・久喜市木・熊谷市木・所沢市木・皆野町木・八潮市木・和光市木
神奈川県:横浜市木
東京都:稲城市木・国立市木・狛江市木・多摩市木・八王子市木・羽村市木・東久留米市木・文京区木(ギンナン)・三鷹市木
福島県:和泉崎村木・伊南村木
山形県:中山町木
岩手県:久慈市木
青森県:七戸町木・おいらせ町木
古典1 『近松浄瑠璃集』、『蕪村句集』
古典2 『下学集』、『本朝食鑑』、『和漢三歳図会』 
季語 春(花)、秋(葉・実)、冬(落ち葉) 
備考
『パイプのけむり』 巻数 頁数 タイトル
1 174 「傘」
10 186 「かんかん石」
10 233 「ワイルド・ライス」
11 46 「ちらちらするものあれは何」
16 141 「置き場」
17 55 「雄木・雌木」
17 117 「上陸」
17 266 「欠けた火曜日」
20 220 「年年歳歳」
23 13 「下野往還記」
23 230 「空の一角」