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和名jp フィークス・ワッサ  撮影地:筑波実験植物園

撮影者:東京都 中村利治様
漢字表記
別名・異名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名は、学名の音読みから。
属名は、イチジクに対するラテン古名から。
種小名の語源不詳。(地名に因んでいるか?)
学名sn Ficus wassa
英名en
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch
植物分類 クワ科イチジク属
園芸分類 常緑高木
用途use 路地植え(温室栽培)/鉢植え(観葉植物)/生食・加熱調理(葉・果実)/束子の代用(葉)/歯ブラシ(小枝)/ロープ材(繊維)/調理用食品の包装(葉)/薬用(葉)/耕作用具(材)/点火材(材)/燃料(材)
原産地
distribution
インドネシア、ソロモン諸島、バヌアツ、ニューギニア
花言葉 永久の幸せ
解説
description
フィークス・ワッサはクワ科の常緑樹である。原産地の項に記した地の標高2000m吸高地の森林に自生するが、時として標高2600m程度の地でも自生することがあるという。更に、本種は、樹高40㎝程度から、既に結実を見ることが出来るという。そこで、本種は、原産地では、野菜として、更に各種用途のために、栽培されることもあるという。樹高は、原産地により異なるが、概して5~8m程度であるが、インドネシアでは20mにも達したという。葉は長い葉柄を持った楕円状で、縁部はほぼ全縁、先端部は尾状に鋭頭となり、幹に互生する。葉の表面には、光沢があるが、ざらつき感があり、全体的に緩やかに波を打つ。本種は、掲載した写真に見られるような果実の中に花をもつが、花には3種(雄花種と雌花種が2種類)があると言う。交配はスズメバチによって受粉されると言う。果実は、径12~16㎜程度のほぼ球形である。果実は、赤・紫・黄色等に熟す。本種は現地の住民に取っては、多用途の植物となっている。先ずは、野菜として葉や果実を柄て食用とする。葉は、表面にざらつきがあるために、サンドペーパー様の役割を果たし、更に食品のラップ材ともなり、赤痢等の病気への薬用としても用いられる。本種の木材は、軟質のため用材としては不向きであるが、軽量のため傾向し易いので、地面を掘り起こす際の農具として用いられている。昔は、この木材を摩擦して火を起こしたという。
履歴
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考