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和名jp オオミフクラギ  撮影者:東京都 中村利治様
撮影地:タイ・バンコク・ロットファイ公園↓
撮影者:タイ在住 上田勇様↓

撮影地:タイ・スコータイ市内↓
漢字表記 大目膨木
別名・異名
otherr name
オミフクラハギ
ケルベラ・オドラム
ティーンペット・ナム(タイ語名)
ジサツノキ(自殺木)
ポンポン・シード
古名
old name
撮影地:バンコク 
  クイーンシリキット公園→
語源
etymology
和名は、大形のミフクラギの意から。因みに、ミフクラギとは、樹液に毒性があり、目の辺を擦ると目が腫れてしまうことから「目が膨らむ木」からの転訛した沖縄方言が和名となったもの。
属名はギリシャ神話に登場し地獄の門を守ったとされるCerberus(ケルベロス=頭が3つで、尾がヘビの犬)の名に因んでいる。本属の植物が有毒であることから。
種小名は,ギリシャ語Adullamを語源としており、パレスチナの地名に因んでいる。
学名sn Cerbera odollam
英名en Indian suicide tree
Pong-pong tree
仏名fr Pong-pong
独名de Zerberusbaum,Selbsmordbaum
伊名it
西名es Arbol suicida
Pong-pong
Othalanga
葡名pt
漢名ch 海檬樹
山檨仔
猴歡喜
泰名th ตีนเป็ดน้ำ 
植物分類 キョウチクトウ科ミフクラギ属
園芸分類 常緑小高木
用途usee 街路樹/公園樹/魚毒剤/殺鼠剤/殺虫剤/防潮林
原産地
distribution
印度/東南アジア/太平洋諸島
花言葉 用心、危険、油断しない
解説
description
オオミフクラギは、キョウチクトウ科の常緑樹である。全株無毛。樹高は5~20m程度。葉は枝先に輪生する。乳状の樹液を持ち、有毒である。葉は柔らかな革質で長楕円状被針形。5~11月頃に枝先に集散花序を出し、キョウチクトウによく似た花を見せる。花は漏斗形で、花冠は5裂する。花後の果実は5~10㎝程度の核果。本種は樹液や種子に猛毒なアルカロイドを有し、英名ではSuicide tree(自殺の木)と呼ばれている。本種の花は、ミフクラギに良く似ているが、ミフクラギの場合、花冠の喉部に赤い輪模様が入るので識別できる。
備考 有毒植物
   
 下図撮影:GKZ/撮影地:栃木花センター