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和名jp アツバクコ
撮影者:東京都 山口米子様

撮影地:筑波実験植物園

撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

撮影地:小石川植物園 
漢字表記 厚葉拘杞
別名・異名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名は、葉に厚味のあるクコの意から。
属名は、中央アジアに生えていたギリシャ名lycionという灌木の名からという。
種小名は「ハワイの」の意。因みに、ハワイ諸島に、最初にヨーロッパ人が来航したのは1778年のジェームズ・クック率いる探検隊であった。クックは、当時イギリス海軍総督だったサンドウィッチ伯爵の名を取って「サンドイッチ諸島」と命名している。
学名sn Lycium sandwicense
英名en Hawai'i desert-thorn
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名de
植物分類 ナス科クコ属
園芸分類 常緑小低木
用途use 果実(食用・果実酒)/葉・茎(煎じて強壮剤とする。
原産地
distribution
日本(小笠原諸島・南大東島)・ハワイ島
花言葉
解説
description
アツバクコはナス科の常緑樹である。本種は、原産地の項に記した地の海岸地帯で、波の飛沫のかかるような岩石地帯に生育している。樹高は90~120㎝程度となる。葉は、長さ1~2㎝の篦型で、縁部は全縁、先端部は円頭~鈍頭で、基部では枝に互生する。葉は表裏の区別のつき難い黄緑色で厚味があり、乾燥に耐えられるようになっている。7月頃、葉腋に蕾時には黄色で、開花すると径6㎜程度で淡紫色~白色の花をつける。花冠は4裂し、裂片は楕円形となる。花後の果実は、長さ1㎝程度の楕円形な液果をつけ9月頃には赤熟する。
履歴 本種は、かつては小笠原諸島の固有種と看做されてきたが、その後の調査で、遠くハワイ諸島にまで共通種が分布していることが確認されていることが判明している。、
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考