和名jp | ヤマゴボウ | 撮影者:東京と山口米子様 撮影地:北海道大学付属植物園↑ 撮影:GKZ/群馬県館林市にて↓ |
漢字表記 | 山牛蒡 | |
別名・異名 other name |
イヌゴボウ(犬牛蒡) トウゴボウ(唐牛蒡) |
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古名 old name |
イヲスキ(以乎須岐) | |
語源 etymology |
和名は、山に生えるゴボウの意。根が似ていることから。 属名は、phyton(=植物)とlacca(=深紅色の顔料名)の合成語。液果に深紅色の汁を含むことからという。 種小名は「食用の」の意。 |
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学名sn | Phytolacca esculenta | |
英名en | ||
仏名fr | ||
独名de | ||
伊名it | ||
西名es | ||
葡名pt | ||
漢名ch | 商陸 | |
植物分類 | ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属 | |
園芸分類 | 多年生草本 | |
用途use | 食用(若葉)/薬用(根) | |
原産地 distribution |
中国 | |
花言葉 | 野生・元気 | |
解説 description |
ヤマゴボウは、ヤマゴボウ科の多年草である。草丈は1m前後程度で、上部で分枝する。名前の通り、根は肥大してゴボウ状に伸びる。茎は軟質で、多くの枝を分枝し四方に広がる。葉は長さ10~20㎝程度の楕円形で、縁部は細かく波を打ち、先端部は尖り、基部には葉柄が付き、茎に互生する。葉も茎も軟質である。6~9月頃、枝先に総状花序をつけ、白色の小花を多数つける。花には花弁はなく、径8㎜程度で、5個の萼片がある。花後の果実は球状の液果で黒紫色に熟す。大きく長さ25㎝にも達する。 | |
履歴 | 本来中国原産であるが、薬用植物として栽培されてきたものが、逸失して、我が国では北海道~九州まで野生化している。 | |
県花・国花 | ||
古典1 | 『出雲風土記』 | |
古典2 | 『延喜式』、『本草和名』、『倭名類聚鈔』、『大和本草』、『和漢三歳図絵』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』 | |
季語 | 夏 | |
備考1 | 有毒植物 | |
備考2 | 我が国の高原地帯の土産物店等で「ヤマゴボウ」の名で販売されているのは、本種では無くアザミの根である。 |