←トップ頁へ

和名jp ワルナスビ
 ↑撮影:GKZ/館林市:彫刻の小径にて↓

撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

↑撮影地:成東食虫植物群落↓
漢字表記 悪茄子
別名・異名
other name
オニナスビ(鬼茄子)
ノハラナスビ(野原茄子)
古名
old name
語源
etymology
和名は、ナス科ナス属の植物で、有毒の上に繁殖力が強く、茎や葉に刺がある等から。
属名は、ラテン語のsolamen(=安静)を語源としていると言われている。この属に鎮痛作用を持つ存在があるからという。
種小名は「(北米)カロライナ州の」の意。
学名sn Solanum carolinense
英名en Carolina horse-nettle
Ball-nettle
Sand brier
Apple of Sodom
Devil's tomato
仏名fr Morelle de la Caroline
独名de Carolina-Nachtschatten
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 北美刺龍葵
植物分類 ナス科ナス属
園芸分類 多年生草本
用途use
原産地
distribution
アメリカ
花言葉
解説
description
ワルナスビは、ナス科の多年草である。草丈は40~70㎝程度。葉は長楕円形で、先端は鋭頭、縁には波状に鋸歯がある。葉の両面には星状毛が密に生えている。裏面の主脈上には疎らに刺が生えている。6~10月頃、節間から出た枝に淡紫色~白色で、径2.5㎝程度の花をつける。果実は径1.5㎝程度の球形で、黄橙色に熟す。本種は、地下茎で広がるだけでなく、切れ端からも独立してそれぞれから発芽する。もちろん種子でも繁殖をする。とにかく繁殖力の極めて強い植物である。
履歴

世界各地で帰化状態にある。
我が国では、昭和初期に千葉県成田市の御料牧場で牧野富太郎博士により発見及び命名され、以降全国に広がっている。

県花・国花
古典1
古典2
季語
備考 有毒植物(全草にソラニンを含む)
    撮影地:千葉県立中央博物館生態園↓