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和名jp ツルヒヨドリ
漢字表記 蔓鵯
別名・異名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名の語源不詳。(蔓性植物で、花姿がヒヨドリバナに似ていることからか?)
属名は、19世紀ボヘミア人植物学者で、ブラジルの植物を採集したJoseph Gottfried Mikan教授への献名。
種小名は「小さい花の」の意。
学名sn Mikania micrantha
撮影者:タイ在住 上田 勇様

撮影地:タイ・メソート市内↑
英名en Mile-a minute
Bittervine
Climing hemp vine
American rope  
仏名fr Liane américana
独名de Mikania micrantha
伊名it Mikania micrantha
西名es Guaco blanco de Venezuela
葡名pt Guaco
漢名ch 微甘菊
植物分類 キク科ツルギク属
園芸分類 1年生草本
用途use
原産地
distribution
中南米
花言葉
解説
description
ツルヒヨドリはキク科の1年草である。本種は中南米原産種で、我が国では沖縄県で帰化状態にある。蔓長は5m程度となる。茎は紫色を帯びていて、白色の長細毛を密生させ、やがて無毛となる。茎の節から根を出し広がる。英名の項にMile-a-minueteと呼ばれていると記したが、その繁殖の旺盛さを物語っている。葉は、長さ4~15㎝、幅3~10㎝程度の心形~三角状広卵形で、茎に対生する。葉の縁部はほぼ全縁~微細鋸歯で、先端部は鋭頭となり、基部では心形となり2から8㎜程度の葉柄に連なる。11~3月頃、葉腋に散房花序を出し、径5~7㎜程度で黄白色の小花を密集して多数つける。冠毛は白色となり、種子が飛び散り飛散する。
履歴 本種は、世界の熱帯・亜熱帯地域で広く帰化状態と化している。
我が国では、昭和59年(1984)、沖縄県うるま市の天願川沿いで帰化状態にあることが確認されたのが最初とされている。本種は、繁殖力が旺盛で、本種の下部にある植物は枯死してしまうため、生態系に大きな影響を与えるし、作物にも大きな影響を与えている。そのため、本種は特定外来生物法にも指定されている。
本種は「世界の侵略的外来種ワースト100」にも指定されている。
県花・国花  
古典1
古典2
季語
備考