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和名jp ツルドクダミ
撮影者:東京都 中村利治様↑
撮影者:東京都 山口米子様↓


↑撮影地:東京薬科大学↓
 
撮影者:神奈川県 池田正夫様↓

↑撮影地:名古屋・東山↓
漢字表記 蔓蕺
別名・異名
other name
カシュウ(何首烏)
古名
old name
撮影地:小石川植物園
語源
etymology
和名は、蔓植物でドクダミ似た葉を持つことから。
別名は、漢方名から。本種を薬用とすると白髪も「烏」のように黒くなるという意味から、「烏」の文字が付いている。
属名は、イタリアの園芸家Gabriello Fallopioの名に因んでいる。
種小名は「多花性の」の意。
学名sn Fallopia multiflorum
(=Polygonum multiflorum
=Pleuropterus Multiflorum)
英名en Chinese Knotweed
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 何首烏
植物分類 タデ科ソバカズラ属(←タデ属)
園芸分類 蔓性多年生草本
用途use 食用(葉)/薬用(塊根)
原産地
distribution
中国
花言葉
解説
description
ツルドクダミは、タデ科の蔓性多年草である。本来中国原産であるが、我が国各地で野生化状態にある。蔓は無毛で、左右どちらにも巻く。葉は、長さ3~6㎝程度の卵状心臓形で、葉柄を持つ。9~10月頃、葉腋から円錐花序を出し、白色で5弁の小花を多数つける。地下にはサツマイモに似た塊根を持つ。
履歴 享保5年(1720)に徳川吉宗の命により中国より薬草として長崎に渡来している。何首烏(ツルドクダミの漢方名)を強壮剤と考えた為だったと言うが、本来的にその効果を本種が持たなかったために、その後、栽培は廃れたという。
上に「何首烏」を強壮剤と考えたと言う根拠には、次のような中国の伝説があったからという。中国唐代の伝説に何首という名の人物がこの草の根を煎じて服用し長寿を保ったという伝説から。
県花・国花
古典1
古典2 『大和本草』、『和漢三歳図会』
季語
備考