和名jp	ドラクラ・ヴラッド・テペス	撮影者：東京都　中村利治様 ’13世界蘭展会場にて
漢字表記
別名・異名 other name	ドラキュラ・ヴラッド・テペス
古名 old name
語源 etymology	和名は学名の音読みから。 属名は、アイルランドの小説家Bram Stokerの怪奇小説『Dracula』に登場する主人公ドラキュラ伯爵（モデルはルーマニアの城主）の名に因んでおり、「吸血鬼」の意。花姿が異様であることからであるという。 種小名は属名の項に記したルーマニアの領主ヴラド三世のニックネームVlad tepes（＝ルーマニア語で「串刺しにする者の意」）に因んでいる。萼片の先端が串状に長く伸びていることからの名笑みと推測される。
学名 sn	Dracula vlad tepes
英名en	Vlad tepes dracula
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch
植物分類	ラン科ドラクラ属
園芸分類	多年生草本
用途use	鉢植え
原産地 distribution	コロンビア
花言葉
解説 description	ドラクラ・ヴラド・テペスはラン科の多年草である。本種の属するドラクラ属のランは、愛好家の間では、その得意な花姿から「モンキー・オーキッド」と呼ばれている。本種は、コロンビア東部の２５００ｍ級高地の雲霧林で発見されている。高冷地の樹木に着生するランである。葉は長さ２０㎝程度の革質の狭楕円形で、基部は葉柄状に狭まる。葉の表面には光沢がある。開花期は周年（夏場はあまり開花しない）で根際から１０㎝程度の花茎を出し、径７．５㎝前後前後程度の花をつける。上萼片・側萼片は白地に濃赤褐色の斑点模様が入り、先端は異様に長く伸びる。花弁は退化して非常に小さく、唇弁の上に着くが目立たない。唇弁は、多肉質で篦状に前方に突き出る。
履歴	学名の項に記したが、本種は、1978年まではマスデヴァリア属に分類されていた。その後、ドラクラ属として独立している。
県花・国花
古典１
古典２
季語
備考