検索名 | ドクハコベ(毒繁縷) | ↑撮影者:沖縄県 田中 勝様↓ 下2図撮影者:愛媛県 日原由紀子様↓ ↑撮影地:オーストラリア・パース近郊↓ 撮影者:千葉県三浦久美子様↓ ↑撮影地:千葉県九十九里町↓ |
和名jp | アカバナルリハコベ | |
漢字表記 | 赤花瑠璃繁縷 | |
別名・異名 other name |
ドクハコベ(毒繁縷)※備考欄参照 アナガリス・アルヴェンシス |
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古名 old name |
撮影地:那覇市内 | |
語源 etymology |
和名は、文字通り赤花のルリハコベの意から。※履歴の項参照。ルリハコベも本種も共に帰化植物であるが、本種がルリハコベに遅れて渡来したことによる。 属名は、ギリシャ語のana(=再び)とagallein(=楽しい)の合成語で、曇天時には花を閉じ、晴天に戻るとまた開花することから。別には、ギリシャ語のan(=無)とagallomei(=自慢する)の合成語で、やがて、この花が下を向くことからとも言われている。 種小名は「可耕地の、原野生の、畑地の」の意。 |
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学名sn | Anagallis arvensis(=Anagallis arvensis subsp. arvensis) | |
英名en | Red pimpernel Red chickweed Poorman's barometer Poorman's weather-grass Shephard's weather glass Shephard's clock |
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仏名fr | Mouron rouge Mouron des champs |
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独名de | Acker-Gauchheil | |
伊名it | Centonchio | |
西名es | Pimpinela escarlata Murajes |
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葡名pt | Erva-do-garrotilho Morrão-vermelho Morrão Morrão-dos-campos Morro-ver elho |
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漢名ch | 琉璃繁縷 | |
植物分類 | サクラソウ科ルリハコベ属 | |
園芸分類 | 1年生草本 | |
用途 | 路地植え/鉢植え | |
原産地 distribution |
ヨーロッパ~西アジア~北アフリカ | |
花言葉 | 恋の出会い・変わり身・変化・追想 | |
解説 description |
アカバナルリハコベはサクラソウ科の1年草である。概して暖地の沿岸地域の路傍等に自生の見られる野草である。茎は4稜を持ち、根際から分枝をしながら 地を這い、やがて斜上する。草丈は10~30㎝程度。葉は膜質で長さ1~2㎝程度の卵形~卵円形で、縁部は全縁、先端部は鈍頭、基部は茎を抱き、茎に対生する。3~5月頃、葉腋から糸状の花柄を伸ばし、径1㎝弱程度で橙紅色の5弁花をつける。花の中央部は濃色となる。花後には径4㎜程度で球形の果実をつける。 | |
履歴 | 本種は、原産地の項に記した地が原産地であるが、現在では、汎温帯地域に広く帰化状態にある。我が国もその例に漏れないが、渡来時期不詳。同属のルリハコベが先に渡来し、本種が遅れて渡来したために、花色から「アカバナ(赤花)」の接頭語が着いたことになる。因みに、中国語では本種は「琉璃繁縷(ルリハコベ)と命名されている。 | |
備考 | 本種の葉・花・全草にサポニンを含み有毒植物である。 | |
下図撮影者:ポルトガル在住 武本比登志/睦子様 | ||
撮影地:ポルトガル コスタ・アズール地方 |