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和名jp チチブイワザクラ
漢字表記 秩父岩桜
別名・異名
other name
古名
old name
語源
eymology
和名は、秩父山中の岩地に生えるサクラソウの意。
属名は、ラテン語のprimus(=最初の)が語源で、他の花に先駆けて開花することから。
属名は1874年に来日したドイツの地理学者J.J.Reinの名に因んでいる。ラインは、地理学者でもあったが、我が国各地で植物採集も行っている。
変種名は「淡紅色の毛のある」の意。
学名sn Primula reinii var. rhodotricha
撮影者:大野 洋 様(横瀬町役場)
写真提供者:埼玉県横瀬町教育委員会
英名en
仏名fr
独名de
伊名it
西名es  
葡名pt
漢名ch
植物分類 サクラソウ科サクラソウ属
園芸分類 多年生草本
用途use
原産地
distribution
埼玉県秩父市・横瀬町の武甲山の石灰岩地のみに自生。
花言葉
解説
description
チチブイワザクラは、サクラソウ科の多年草である。埼玉県武甲山の切り立った岸壁に自生すると言われている。コイワザクラにも似るが、全体的に大形であることと、葉柄並びに花茎の下部に生える毛が暗紅色を帯びるなどで区別されている。葉は長さ2~4㎝程度の卵形~円形で掌状に浅裂する。縁には不規則な鋸歯が見られる。開花期は5月上旬で、紫紅色の筒状花を見せる。花径は3㎝前後で、花冠は5裂し、更に各列片は浅く2裂する。
履歴 昭和8年(1933)に、福島定次郎・清水大典両氏によって武甲山にて発見される。昭和25年に、中井猛之進・前川文夫両博士により新種として発表されている。
その後、大井次三郎博士は、イワザクラの変種としている。昭和26年に「武甲山石灰岩地特殊植物群」(場所:埼玉県秩父郡横瀬町横瀬生川/管理者:横瀬町)として国の天然記念物に指定される。
環境省RDB:絶滅危惧IA類(CR)
県花・国花 埼玉県:横瀬町花
古典1
古典2
季語
備考