和名jp | チチュウカイサルトリイバラ | 撮影者:ポルトガル在住 武本比登志/睦子様 撮影地:ポルトガル・バイラーダ地方 |
漢字表記 | 地中海猿捕茨 | |
別名・異名 other name |
イタリアン・ベリー スミラックス・アスペラ |
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古名 old name |
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語源 etymology |
和名は、地中海産のサルトリイバラの意。※備考欄 属名は、古代ギリシャ語でシオデ属を意味する名から。 種小名は、「粗面の、ざらついた」の意。 |
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学名sn | Smilax aspera | |
英名en | Common smilax Rough bidweed Sarsaparille Mediterranean smilax |
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仏名fr | salsepareille Salsepareille d'Europe |
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独名de | Raue-Stechwinde | |
伊名it | salsapariglia nostrana | |
西名es | Varzaperrila Zarza morisca |
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葡名pt | Alagacão Alagaçãao Alegra-campo Alegra-cão Legacao Recama sarsaprrilha sarsaperrilha-bastarda Sarsaperrilha-brava Sarsaparrilha-do-reino Sarsaparrilha-indígena Sarsaparrilha-rugosa Silvamar |
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漢名ch | 穂菝葜 | |
植物分類 | シオデ科シオデ属 | |
園芸分類 | 蔓性多年生草本(亜低木) | |
用途use | 薬用(根茎)/花材(実) | |
原産地 distributin |
中国・ブータン・インド・ミャンマー・ネパール・西アジア・南欧・北アフリカ | |
花言葉 | 不屈の精神 | |
解説 description |
チチュウカイサルトリイバラは、シオデ科(←ユリ科)の蔓性多年草である。茎は赤味を帯びていて基部では木質化し、所々に刺を持ち、長さ1~4m程度となる。葉は革質で、長さ8~10㎝程度の心形で蔓に互生する。葉には3~4㎝程度の葉柄がつく。9~11月頃、葉腋から長さ7~45㎝程度の花序を出し、5~25個の筒状花をつける。花冠は5裂し、裂片は外方に反転する。雌雄異花。雄花は径4~5㎜程度、雌花は雄花よりも小さくなる。花色は白色~淡赤色。花後には径8~10㎜程度の液果をつけ、赤色を経て黒熟する。果実は1~3個の丸い種子を内包する。 | |
履歴 | 我が国への渡来時期不詳。 | |
県花・国花 | ||
古典1 | ||
古典2 | ||
季語 | ||
備考 | ※和名に用いた「チチュウカイサルトリイバラ(地中海猿捕茨)」英名のMediterranean smilaxからの直訳と推測される。因みに、フランス語のSalsepareille d'Europeを直訳すれば「ヨウシュサルトリイバラ(洋種猿捕茨)」とでもなるのだろうがあまり見聞きしない。我が国の園芸界では、むしろ「イタリアン・ベリー(Italian berry)」の名で近年流通を見ている。 |