和名jp | テンジクアオイ | |
漢字表記 | 天竺葵 | |
別名・異名 other name |
ゼラニウム ゲラニウム |
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古名 old name |
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語源 etymology |
和名は、外国から渡来したアオイの意。 ゼラニウムは、スェーデンの分類学者C.リンネが、当初ゼラニウム属としたことによる。しかし、今日はペラルゴニウムとして分類されている。 属名は、コウノトリを意味しているが、果実の形状がくちばしに似ているためであるとか。 種小名は「庭園の」の意。 |
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学名sn | Pelargonium × hortorum | カナダ・ローレンシャン高原にて |
英名en | Geranium Granesbill |
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仏名fr | géranium | |
独名de | Geranie | |
伊名it | geranio | |
西名es | geranio | |
葡名pt | gerânio | |
漢名ch | 天竺葵 石辣紅 |
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植物分類 | フウロソウ科テンジクアオイ属 | |
園芸分類 | 多年生草本 | |
用途use | 鉢植え/路地植え/切り花/香料 | |
原産地 distribution |
南アフリカ | |
花言葉 | 決心/赤=安楽/斑入り葉=友情 | |
解説 description |
ゼラニウムは、フウロソウ科の多年草である。草丈は30~80㎝程度で多肉質である。切ると独特の香りを放つ。四季咲き性で、条件さえ整えば、一年中開花を楽しめる。花色は、多彩である。ゼラニウムは、南アフリカ原産のPerargonium zonale種とPelargonium inquinans種との交雑によって作出された園芸品種である。交配親の両種は既に18世紀初頭にイギリスに渡り、初めて種間交雑が行われている。その後、北欧各国で大いに園芸品種の作出が行われ、丸弁種や八重咲き種が多数作出されている。その後、第二次大戦中に、今度はこの仲間の改良品種作成ブームがアメリカに及んでいる。アメリカでは四季咲き種、矮性種、多花性種等の改良品種が作出されている。 | |
履歴 | わが国ヘは、1868年前後に渡来したと推測されている。わが国では、明治期には一大ブームが起こり、昭和初期に第二のブームが起きている。当時は、花そのものよりも、葉が観賞の対象とされていた。 | |
県花・国花 | ||
古典1 | ||
古典2 | ||
季語 | 夏 | |
備考 |