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和名 jp ディスキーディア・パラシータ
撮影者:タイ在住 上田勇様

撮影地:バンコク・ラマ9世公園
漢字表記
別名・異名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名は、学名の音読みから。
属名はギリシャ語のdis(=2)とschidia(=樹木による土地)の合成語から。植物体にアリの住処を与えていることを示している。
種小名は「寄生する」の意。
学名sn Dischidia parasita
英名en
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch
植物分類 キョウチクトウ科(←ガガイモ科)フクロカズラ属
園芸分類 蔓性常緑多年生草本
用途use 吊鉢植え(観葉植物)
原産地
distribution
ルソン島
花言葉
解説
description
ディスキーディア・パラシータは、キョウチクトウ科(←ガガイモ科)の蔓性多年草である。蔓性の着生植物で、熱帯雨林の他の樹木に絡みつきながら2m程度まで伸びる。茎は随所でか細い枝を繰り返し分枝する。葉は平たい狭楕円形で、縁部は全縁、先端部は尖り、茎に対生する。葉は、栄養分や水分を蓄える役割を果たす。葉の表面は堅く保護された状態となり、裏面にはアリの住処となる場を設けている。花は濃桃赤色の萼に包まれた桃赤色の筒型で、花冠は概して平開しないという。一定の温度があれば通年開花の傾向を見せる。本種の場合、挿し木で容易に増殖が可能であるが、これは干ばつ後に水分を得たときに地上に落ちた枝等が活着しやすいように出来ているものと推測されている。本種も、所謂Ant Plantの一種ということで、アリに水を提供する代わりに、アリの持ち込んだ物やアリの排泄物を自己の成長のための栄養として吸収するという。さらに、アリが共生すると、他の昆虫がよってこないという効果もあるという。
履歴
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考