和名jp | タチビャクブ | 撮影者:千葉県 三浦久美子様 撮影地:東邦大学薬草園 |
漢字表記 | 立百部 | |
別名・異名 other name |
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古名 old name |
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語源 etymology |
和名は、漢名の直訳・音読みから。 属名は、ギリシャ語のstemon(=雄蕊)に由来しているが、雄蕊が集まって先に顕著の付属物をつける特徴があることからという。 種小名は、「無柄葉の」の意。 |
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学名jp | Stemona sessilifolia | |
英名en | Stemona root | |
仏名fr | ||
独名de | ||
伊名it | ||
西名es | ||
葡名pt | ||
漢名ch | 直立百部 | |
植物分類 | ビャクブ科ビャクブ属 | |
園芸分類 | 蔓性多年生草本 | |
用途use | 薬用/殺虫剤/生花 | |
原産地 distribution |
中国 | |
花言葉 | 奥ゆかしさ | |
解説 description |
タチビャクブは、ビャクブ科の多年草である。茎は直立し、草丈は40~60㎝程度となる。茎は稜を持ち、無毛である。根は多肉質な紡錘形で、根茎より多数下垂する。葉は卵倒卵形で、3,4枚が輪生する。葉には平行する5脈が目立つ。6~7月頃、淡緑色の花をつけるが、花柄が葉柄と合着しているので、葉の上に花が咲いているかのようにも見える。花被片は4裂する。 | |
履歴 | 我が国へは、享保年間1716~36)に輸入されている。 江戸時代には「シラミ紐」と言って本種をシラミ除けとして肌着に結びつける習慣もあった。 |
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県花・国花 | ||
古典1 | ||
古典2 | 『本草綱目啓蒙』 | |
季語 | 夏 | |
備考 | 有毒植物:地下にある紡錘形に肥厚した根には特殊なアルカロイドが含まれている。 |