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検索名 タイワンツナソ


撮影:GKZ/館林市にて



撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

撮影地:帰化植物見本園↑
撮影者:神奈川県 池田正夫様↓

撮影地:神奈川県葉山町


和名jp シマツナソ
漢字表記 縞綱麻
別名・異名
other name
モロヘイヤ
タイワンツナソ
ナガミツナソ
ジュート(※備考欄参照
古名
old name
語源 和名の語源不詳。因みに、ツナソとはジュート(黄麻)のことである。
別名のモロヘイヤ(Molokheiya)はアラビヤ語からで、その語源は古代エジプト語のムルキア(=王様の物)である。
属名は、ギリシャ語のkoreo(=掃除する)とcore(=瞳孔)の合成語から。
種小名は「野菜畑の、台所用の」の意。
学名sn Corchorus olitorius
英名en Jew's marrow
仏名fr Corète potagère
独名de Langkapselinge Jute
伊名it Yuta
西名es Vector-Yuta
Corchorus
Capsularis
Olitorius
葡名pt Corchorus
漢名ch 長蒴黄麻
植物分類 アオイ科(←シナノキ科)ツナソ属
園芸分類 一年生草本
用途esu 繊維原料/食用(若苗)
原産地
distribution
エジプト
花言葉
解説
description
モロヘイヤは、アオイ科(←シナノキ科)の一年草である。茎は直立し、上部でよく分枝をする。草丈は1.5m前後程度となる。葉は、長卵形~長楕円形で、縁部には鋭鋸歯があり、先端部は尖り、縁部では茎に互生する。葉の付け根には、葉柄の両サイドに糸状の托葉がつく。葉の表面は幾分ざらつく。夏~秋に、葉腋に径8㎜程度で黄色い5弁花をつける。花後の果実は径5㎜、長さ8㎝程度で円柱状の果実をつける。果実の先端部は嘴状に尖る。
履歴 古代エジプトの頃から、中東地域では盛んに食用にされた野菜の一種である。若葉には、ビタミンAやB群、カルシウムを多分に含む。葉は刻むとオクラのようにぬめりが出てくる。果実には強い強心作用を起こすストロフェチジンという強心配糖体を含み食用には適さない。摂取すると鬱血性心不全を引き起こし死に至ることもあるという
我が国への渡来時期は不詳。
我が国での普及が始まったの1980年代からである。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考 ※ジュートとは本来「ツナソ(中国名「黄麻」)のことである。このシマツナソの繊維からもジュート(南京袋等を作る繊維)を作成する。特にバングラデシュでのジュートの作付けは、その1/4はこのシマツナソであるという。そこでこのシマツナソをもジュートと呼ぶことが多い。ただし、本来のツナソよりも品質は劣る、つまり、繊維の強度が弱いと言われている。