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和名jp タアサイ
撮影者:東京都 石黒俊紀様  

撮影地(全図):筑波実験植物園

撮影者:千葉県 三浦久美子様↓


 
漢字表記 塌菜
別名・異名
other name
キサラギナ(如月菜)
タアツァイ
古名
old name
語源
etymology
和名は漢名「塌菜}を日本語読み的にカタカナ表記したものから。因みに「塌」とは「押し潰れた」の意である。
属名は、キャベツのラテン古名から。
種小名は「カブラ」のラテン古名から。
学名sn Brassica rapa var. narinosa
英名en spinach mustard
spoon mustard

rosette bok choy
仏名fr
独名de
伊名it  
西名es
葡名pt
漢名ch 鳥塌菜
植物分類 アブラナ科アブラナ属
園芸分類 二年生草本
用途use 食用
原産地
distribution
中国
花言葉
解説
description
タアツァイは中国から渡来したアブラナ科の野菜である。油を用いた料理によく合うので近年急激に市場に流通している野菜である。草丈は70㎝前後程度に。花は、長い花茎の先にブロッコリーに良く似た総状花序を出し、アブラナそっくりの黄色い4弁花を多数開く。葉形は、へら形で、葉柄部分並びに主脈部分は白色となる。葉色は濃緑色で表面には光沢がある。一般的には秋蒔き野菜である。本種は、厳寒・酷暑共に堪えるため、青菜の不足する時季にも入手がが可能となるので珍重されている。別名の項にキサラギナ(如月菜)を掲載したが、本来的には我が国で、本種をもとに開発されたやさいということになる。また、履歴の項にも記したが、近頃多く流通しているビタミン菜も本種の交雑により我が国で開発されたやさいということになる。
履歴 本種は、昭和9年(1934)に、並河功氏が、戦時中(1940年代前半)に篠原捨喜氏が、それぞれ導入し、群馬県農業試験場で改良されたものは如月菜・縮み雪菜になり、島根県農業試験場からは、四月白菜の類との交雑により、ビタミン菜が誕生している。現在タアツァイ(塌菜)として国内で流通してるものは日中国交回復後(1970年代)に中国からもたらされたものである。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考