和名jp | スプレーギク 'セザンヌ' | ||
漢字表記 | スプレー菊 'セザンヌ' | ||
別名・異名 other name |
スプレイマム 'セザンヌ' ポットマム 'セザンヌ' |
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古名 old name |
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語源 etymology |
和名に見られる「スプレー」とは英語のやspray(=集合的に花や実をつけた小枝)の意である。 属名はギリシャ語のchrysos(=黄金色)とanthemon(=花)の合成語から。 品種名はフランスの画家ポール・セザンヌの名に因んでいる。因みに、彼は、「菊」の油絵を残していることでも知られている。 |
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学名sn | Chrysanthemum 'Cezanne' | 栃木県佐野市道の駅:田沼にて |
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英名en | Spray-mum 'Cezanne' | ||
仏名fr | |||
独名de | |||
伊名it | |||
西名es | |||
葡名pt | |||
漢名ch | |||
植物分類 | キク科キク属 | ||
園芸分類 | 多年生草本 | ||
用途use | 鉢植え/路地植え/食用/切り花 | ||
原産地 distribution |
園芸作出品種(オランダ) | ||
花言葉 | 生命力 | ||
解説 description |
スプレーギク 'セザンヌ'はキク科の多年草である。本種は、オランダで作出された園芸品種である。草丈は30~70㎝程度。掲載した写真に見られるように1本の茎から多数の花をつけるのがスプレー菊の特徴である。8~11月頃、茎頂に散形花序を出し、径4~10㎝程度の花を多数つける。舌状花の色は花弁の縁は白色でその内側は濃紅紫色である。中央の管状花は黄色となる。 | ||
履歴 | 既に1789年にフランスのP.ブランカールによって中国のキクがヨーロッパにもたらされている。その後、1860年にイギリスの有名なプラント・ハンターであるR.フォーチューンが来日し、翌年菊の苗をイギリスにもたらしている。この両者をもとにして19世紀後半には、西洋社会でキクのブームが起こっている。そうした西洋社会で品種改良された栽培キクと我が国から直接もたらされたキクをもとにして、アメリカで、急激な育種活動が行われるようになっている。20世紀になると益々盛んになり、特に開花の促進・抑制処理する技術が普及し、併せて温室栽培とが普及したことにより、スプレー菊やポットマム等の栽培が普及することとなっている。スプレー菊は、本来作業効率を目的として労力軽減のために摘蕾作業を省く栽培方法であったが、この栽培法に見合った品種も多数育種されている。スプレー菊は1960年代に登場している。 | ||
県花・国花 | |||
古典1 | |||
古典2 | |||
季語 | |||
備考 |