←トップ頁へ
和名jp スナヅル
 撮影者:タイ在住 上田 勇様

撮影地:バンコク・ラマ9世公園


漢字表記 砂蔓
別名・異名
pther name
シマネナシカズラ(島根無葛)
ハリガネソウ(針金草)
サングワン・フラ・イン(タイ語名)
古名
 old name
語源
etymology
和名は、海浜地域に見らる蔓性植物であることから。
属名は、ギリシャ語のcassyo(=縫い合わせる、糸くず)の意から。
種小名は「糸状の」の意。
学名sn Cassytha filiformis
英名en Love-vine
Dodde laurel
Devil's gut
仏名fr Cassute filiforme
独名de Cassytha
Schlinffaden
伊名it Cassytha filiformis
西名es Fideo de monte
葡名pt Trepadeira parasita
漢名ch 無根藤
泰名th  สังวาลพระอินทร์  
植物分類 クスノキ科スナヅル属
園芸分類 蔓性寄生植物
用途use 食用(果実)/薬用
原産地
distribution
日本(四国~九州~沖縄~小笠原諸島)~世界の熱帯・亜熱帯地域
花言葉
解説
description
スナヅルはクスノキ科の蔓性寄生植物である。本種は、我が国を含め、世界の熱帯・亜熱帯地域に広く分布する海浜性植物である。概して日当たりの良い海岸の砂浜で、他の海浜植物に寄生する。本種の場合、草本植物に寄生する。蔓は、径1~2㎜程度で、長さは3~5m程度となる。茎を切るとクスノキに似た芳香を放つ。茎色は緑色~黄褐色で、無毛である。葉は退化していて鱗片状と化しているが、全草に葉緑体を含むため光合成活動は出来る。ほぼ通年開花で、葉腋から長さ3~4㎝程度の穂状花序を出し、径3㎜程度で淡黄色の小花を多数つける。花被片は6個。花後には、径6~7㎜程度で球状の核果をつける。果実の色は緑色~淡黄色で、熟すと黒色の種子を露出する。 
履歴
県花・国花  
古典1  
古典2  
季語  
備考