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和名jp スイタクワイ
 撮影者:千葉県 三浦久美子様

撮影地:大阪市立大学植物園
漢字表記 吹田慈姑
別名・異名
another name
マメクワイ(豆慈姑)
マスグワイ(枡慈姑)
ハカリグワイ(秤慈姑)
古名old name
語源
etymology
和名は、大阪府吹田市の名に因んでいる。
属名はギリシャ語のsagita(=矢)に由来しており、矢形の葉の形状から。
種小名は、「三つ葉の」の意。
品種名は「(大阪府)吹田市の」の意。
学名sn Sagittaria trifolia f. suitensis
英名en
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch
植物分類 オモダカ科オモダカ属
園芸分類 多年生草本
用途use 薬用(塊茎)/食用(若葉・塊茎) 
原産地
distribution
日本
花言葉
解説
description
スイタクワイは、オモダカ科の多年草である。本種は、クワイからの栽培品種ではなく、学名に示されるようにクオモダカからの栽培品種である。草丈は30〜70p程度。葉の頂片は矢じり形で長さは10p前後、側片は頂片よりも長い。葉はすべて根元から出て長い葉柄を持つ。9月頃、白色3弁で径2.5p前後の花を見せる。本種の場合もクワイ同様に地下茎についた塊茎を食用とするが、クワイと比して大分小ぶりとなり、ソラマメ程度となる。
履歴 本種は、大阪府吹田市辺で古くから伝統野菜として栽培されてきており、明治維新に至るまで凡そ200年にわたり宮中に献上されてきたという。
県花・国花  
古典1 『万葉集』
古典2 『大和本草』、『和漢三歳図絵』、『本草黄木啓蒙』、『物品識名』 
季語  
備考