←トップ頁へ

和名jp シレネ・ロンギシラ
撮影者:ポルトガル在住 武本比登志/睦子様

撮影地:ポルトガル・エストレマドーラ地方


漢字表記
別名・異名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名は学名の音読みから。
属名は、ギリシャ神話の酒神バッカスの養父であるシレネスの名に因んでいる。
種小名は「長細毛のあるの」の意。
学名sn Silene longicilia
英名en
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch
植物分類 ナデシコ科マンテマ属
園芸分類 多年生草本
用途use 路地植え/鉢植え
原産地
distribution
ポルトガル:固有種
花言葉
解説
description
シレネ・ロンギシレネはナデシコ科の多年草である。本種は、ポルトガルの固有種で、標高650m以下の石灰質な岩礫土壌に自生する野草である。全草が白色の腺毛に覆われる。草丈は20~90㎝程度となる。茎下部は木質化し、茎は直立する。茎は上部で疎らに分枝をする。分枝する部位の茎節は赤色となる。根出葉は楕円状で、縁部は全縁、先端部はほぼ円頭で、ロゼット状に広がりを見せる。茎葉は線形に近いような狭楕円形で、先端部は尖り、基部では茎を抱き対生する。4~5月頃、茎上部並びに枝先に円錐花序を出し、径1㎝程度で、表面が白色、裏面が淡桃色の花をつける。花弁裏側では淡桃色地に濃桃紫色の網目模様が走る。萼筒は膨らみを見せ、花被片は5個で、各裂片は2深裂する。花後には長さ7~10㎜程度で卵形の蒴果をつける。種子は腎臓形~球茎で、翼を持つ。
履歴 国際自然保護連盟のレッド・リストでは、本種を近い将来絶滅の恐れがある種(LC)として指定している。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考