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和名jp シンワスレナグサ
漢字表記 真勿忘草
別名・異名
other name
ミオソチス・スコルピオイデス
古名
old name
語源
etymology
和名は、ワスレナグサの名の謂われ(※履歴欄参照)に登場するのは本種であるという意味から。
属名は、ギリシャ語のmyos(=ハツカネズミ)とotis(=耳)の合成語で葉が短くて柔らかいことからの連想による。
種小名は「サソリの尾のような」の意。
学名sn Myosotis scorpioides
(=ypstis palustris)

撮影者:千葉県 三浦久美子様

撮影地:日光植物園  
英名en True forget-me-not
water forget-me-not
仏名fr Myosotis des marais
独名de Lockerblütiges-Vergissmeinnicht
伊名it Nontiscordardimè della paludi
西名es Orenja satón
Nomeolvides de sgua
葡名pt Myosotis scorpioides
漢名ch 欧州勿忘草
植物分類 ムラサキ科ワスレナグサ属
園芸分類 多年生草本
用途use 野草
原産地
distribution
ヨーロッパ
花言葉 私を忘れないで/誠の愛
解説
description
シンワスレナグサはムラサキ科の多年草である。概して水辺に自生する野草である。草丈は30㎝程度となる。地下茎が発達し多数持つ。茎は疎らに分枝をし、直立する。葉は長楕円形で、互生し、茎と共に軟細毛を持つ。5~9月個には開花し、枝先の葉腋から学名に示されるとうにサソリの尾のような花序を出し、桃色の蕾を多数つけ、その後、径7~9㎜程度で青紫色の小花を多数つける。
履歴 ドイツ擬古典主義詩人プラーテン(August von Planten-Hllermünde(1796~1835)の詩の中で
 昔、騎士ルドルフは道側の岸辺に咲くこの花を、恋人ベルタのために摘もうと岸を降 りたが、誤って川の流れに飲まれてしまう。ルドルフは最後の力を尽くして花を川に投 げ、”Vergiss-mein-nicht!”(私を忘れないで)という言葉を残して死んでいった。残され たベルタはルドルフの墓にその花を供え、彼の最後言葉を花の名にした。
と詠んでいる。
この植物に対する和名としては、明治38年(1905)に、当時の植物学者川上滝弥によって初めて「勿忘草」「忘れるな草」と訳され、和名となっている。
県花・国花  
古典1  
古典2  
季語  
備考